9日にスタートしたフジテレビ系ドラマ『女神(テミス)の教室 ~リーガル青春白書~』(毎週月曜21:00~)に出演する女優の南沙良が、撮影現場の様子などを語った。

  • 南沙良=フジテレビ提供

未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(北川景子)と、法律の判例オタク・藍井仁(山田裕貴)らが、自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問う同ドラマ。南は、検事を目指すロースクールの学生・照井雪乃を演じている。

最初に台本を読んで、「ロースクールっていう場所の知識がまったくなかったですし、オリジナル作品なので、読み進めていくうちに『こういうふうになるんだ!』って、すごく新鮮なものを出せそうな予感がしました」という南。

自身のセリフにも難解な専門用語が並び、「意味も完璧に理解して覚えなければならないので、時間がかかります」と苦心しながらも、「読んでいってお芝居をしていると、法律って意外と身近にあるものだなと思いました」と発見があったそうだ。

演じる役柄は、「自分にも他人にもすごく厳しくて、検察官になるっていう目標に向かって突き進む意志をしっかり持ってる女の子という印象です」と紹介。自分との共通点は「あまりないかもしれないです」というが、「私自身、芯がしっかりとある女性に憧れていて、今までやってきた役は“陰”の役が多かったんですけど、今回は自信のある女の子なので、堂々と歩けるのが楽しいです(笑)」と笑顔を見せた。

撮影現場の雰囲気は、「温かい雰囲気の中でお芝居ができてるなという印象があります。北川さんが柔らかい空気を作ってくださいますし、生徒役だと前田旺志郎さんとかが積極的に話しかけてくださったり、場を盛り上げてくださることが多いですね」とのこと。

北川と山田については、「小さい頃からテレビで拝見している方なので、お会いしたときはもちろん緊張しました。自分からコミュニケーションを取れるか不安もあったんですけど、2人ともすごく優しい方なので、私が1人でいるところに話しかけてくださって、リラックスした雰囲気作ってくださいます。私のリアクションが出やすいようにお芝居をしてくださるので、とてもありがたいなと思っています」と感謝した。

そんな今作の見どころを聞くと、「雪乃目線で言うなら、最初は柊木先生の教え方に疑問を持って、つっかかる感じなんですけど、そこからどういうふうに心が動いていくのか、注目していただきたいなと思います」とアピール。さらに、「模擬裁判のシーンも迫力あるので、いいものに仕上がってると思います」と胸を張った。

  • 南沙良(左)と北川景子=同

(C)フジテレビ