タレントの長濱ねるが、テレビ朝日系ドラマ『警視庁アウトサイダー』(毎週木曜21:00~)のスピンオフ作品『警視庁インサイダー~警務課・米光麻紀のランチ捜査~』で主演を務めることが9日明らかになった。第1話は12日、本編第2話放送終了後から配信され、以降、毎週本編ドラマ放送終了後に最新話が配信される。(全5話)
ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を映像化する同作は、西島秀俊が「見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児」、濱田岳が「一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔」、上白石萌歌が「安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央」というクセの強いキャラクターに扮する異色の刑事ドラマ。
スピンオフドラマの主人公は、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演中の長濱演じる、署内一のウワサ好きであり、“秘密の恋”を抱える桜町中央署警務課巡査長・米光麻紀。“アウトサイダー”な刑事たちが捜査に明け暮れているころ、署内では何が起きていたのか、“インサイダー=内部関係者”である米光の目線から舞台裏を描いていくシチュエーション・コメディとなっている。
架川がしでかした後始末のせいで米光のランチタイムにしわ寄せが? さらには直央が本編で発言したある一言のせいで、平和なはずのランチタイムがとんでもない展開に? など、本編とのリンクはもちろん、本編では描かれることのない米光の“ひそかな恋心”にもスポットを当てる。そして“ランチ捜査”だけに、“美”に効く、美容グルメやご褒美ランチの数々も登場する。
そんな米光を何かとかまい、恋のアドバイスまでする面倒見のよい先輩・麦野美野里役を加藤英美里が演じる。そして重要な役割を果たすのが、本編の舞台である桜町中央署のマスコットキャラクター・ちぇりポくん。愛嬌があるようなないような独特な魅力のキャラクターが、米光だけにしか聞こえない声で話し出し、ヒミツの会話には恋の悩みに効く名言も? ちぇりポくんの“イケボ”にも注目だ。
コメントは以下の通り。
■長濱ねる(米光麻紀 役)
スピンオフには、本編で知ることのできない米光の日常や裏側がたっぷりと描かれています。“ランチ捜査”ということもあり、毎話美味しいグルメをたくさんいただきました! 米光を取り巻くちょっと不思議でほっこりする世界を演じられて、とても楽しかったです。監督やチームの皆さんと一緒に、どんなシーンになるか提案し合いながら進むアットホームな撮影現場でした。
麦野さん演じる加藤さんとは初共演だったのですが、現場の雰囲気を一気に柔らげて明るくしてくださり、更に一緒にいると安心する包容力に何度も甘えさせていただきました! 麦野さんはとにかく元気ではちゃめちゃなのですが、愛に溢れた先輩。そんな麦野さんに魅了されっぱなしでした! そしてちぇりポ、いい声すぎて最高です。ぜひ配信を楽しみにしていてください!
■加藤英美里(麦野美野里 役)
オファーをいただいたときは、気になっていたドラマのスピンオフと聞いて、驚きました。長濱ねるさんと2人芝居ということで、私にこなせるのか不安はあったのですが、脚本を読んで噂好きな等身大の女性だとわかり、役作りがしやすそうで少し安心したのを覚えています。声優としてのスキルも少し生かせるようなセリフもありましたので、自由に演じさせていただきました! とはいえ、セリフ量がかなり多いところは不安いっぱいでした。
ストーリーはポップな内容になっていて、長濱さん演じる米光を応援するために面倒見の良い麦野が見られますし、ちぇりポと米光の会話ももっと見たくなる内容でした。
長濱さんとは“初めまして”でしたが、慣れない私を温かく見守って一緒にお芝居をしてくれて、可愛い笑顔に終始、癒されていました。少しの待ち時間の間も、お互いの出身の話や食べ物の話、景色がきれいなことに一緒に感動して眺めたり……ちぇりポを2人で愛でたり。収録期間は短かったのですが、本当に優しくとてもうれしかったです。ちぇりポもとても個性的で、配信が楽しみです!
そして現場スタッフの皆さまが本当に明るく、たくさんのスタッフの方の素晴らしい連携とテキパキした動きにずっと感動して、1日目はその仕事ぶりをずっと眺めていました。私も素晴らしい皆様と一緒に作品作りができてとても幸せを感じました。