グローバルボーイズグループ・INIが8日、初のアリーナツアー「2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]」の追加公演となる日本武道館公演を行い、ツアーのラストステージを飾った。

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全国4都市をめぐるツアーのラストステージとなったこの日。池崎理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、高塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅の11人が揃ってステージに上がると、会場からは大きな拍手が巻き起こる。オープニング曲は「Rocketeer」。

続けて「Cardio」「BOMBARDA」と軽快なナンバーで客席のボルテージを上げると、メンバーそれぞれからMINI(INIのファンの総称)への挨拶に。リーダーの木村が「会いたかった」と感情を込めて言葉を発すると「今日のツアー最終公演、楽しむ準備はできていますか?」と問いかける。

コロナ禍で発声ができないなか、大きな拍手が巻き起こると、他のメンバーたちもMINIに向けて思い思いの言葉を伝える。藤牧は、今年のINIの抱負を「もっとたくさんのMINIのみんなに会うことが今年の目標です」と宣言すると、ひと際大きな拍手が湧いた。

その後も、2022年12月に発売された1stアルバム『Awakening』やデビューシングル、2ndシングルに収められた曲、さらにはメンバーそれぞれがユニットに分かれてダンスや歌のパフォーマンスを披露するパートなど、ファンにはたまらないセットリストが続く。

池崎は「もっといろいろなユニットステージをやりたいです」と意気込むと、「今回のアンコール公演のために準備した曲です」と発言し、「Runaway」の曲紹介。同楽曲では、公式サイトで募集したINIに愛を伝える「11文字」のメッセージがバックステージに映し出されるという演出も。「Runaway」に作詞パートとして参加した田島は「皆さんの言葉に感謝します」と述べ、佐野はMINIに向かって「心から好きだよ」と11文字で思いを返していた。

20曲目の「SPECTRA」を歌い終えステージが終了すると、客席からはアンコールを望む拍手が湧く。再度登場したINIは「Let Me Fly~その未来へ~」を披露し最後の挨拶へ。20歳最年少の松田は「MINI~」と絶叫し「支えてくれてありがとうございます」と感謝。さらに「歴史ある日本武道館に立たせていただきありがとうございます。今日まで支えてくれたお父さん、お母さん……」と発言すると、感極まって涙を流した。

木村も「足を運んでくださったMINIのみなさん、ありがとうございました」と満員の客席に向かって長い間頭を下げる。続けて木村は「命を懸けてこの場に来てくださったみなさんには“ありがとうございます”の言葉しかないです」と声を詰まらせると「老若男女に愛していただけるグループになれると信じてこれからも頑張っていきます」とさらなる飛躍を誓った。

アンコール2曲目、オーラスは「We Are」。この曲では観客による撮影もOKに。ファンはライブを目に焼き付けると共に、記録にもしっかり残す姿が印象的だった。

(C)LAPONE Entertainment