嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)が8日にスタート。同日、物語の主な舞台となる愛知県・静岡県にてイベント「東海プレミアリレー」が開催され、岡崎市民会館・あおいホールで行われたパブリックビューイングに、松本潤(徳川家康役)、有村架純(瀬名/築山殿役)、山田裕貴(本多忠勝役)、杉野遥亮(榊原康政役)、大森南朋(酒井忠次役)が出席した。
主演の松本潤をはじめとするキャストが、1日で愛知県岡崎市、静岡県静岡市、静岡県浜松市の3都市をめぐる同イベント。一日を締めくくる岡崎でのパブリックビューイングは、応募倍率196倍をかいくぐって当選した954人が来場した。
第62作大河ドラマとなる本作は、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。松本は10代前半から家康を演じ、第1回「どうする桶狭間」では瀬名と人形遊びやかくれんぼを楽しむキュートなシーンも描かれた。
イベントで進行を務めたキャイ~ンの天野ひろゆきは、有村演じる瀬名について「まあかわいい! 本人を前に言えるくらいかわいい!」と大絶賛。有村は「かくれんぼをしているところが、殿と2人でむずがゆくなりながら、大丈夫なのかなって。ちょっと楽しかったです」と照れくさそうに振り返り、松本は「13歳を39歳がやりました!」と笑った。
また、有村は「きっと瀬名にとっては出会ったことのないようなタイプの方。好奇心をそそられたのではないかなと思います」と解釈。
松本は「悪女と言われている瀬名が、今回すごく可憐なおしとやかな女性、そして力強さもある女性として描かれているのは、家康公を演じる上ではすごく頼りになりますし、心の支えになる部分がすごくある」と述べ、「三河から帰ってきたあとのシーンぐらいで、すでに尻に敷かれ始めている。その空気感が心地よいところに持っていってもらった印象があって、台本からひも解いて距離感をうまくつくっていただいた」と有村に感謝していた。