性別や年令を問わず、「絵文字」はコミュニケーションの潤滑油的存在です。やりすぎるとオジサン/オバサン構文などと揶揄されかねませんが、独特の柔らかい雰囲気を出すことができるため、うまく使いこなしたいものです。
そんな絵文字が、iOS 16でパワーアップしました。顔やハート、手のジェスチャーなど多くの絵文字が追加されたほか、Siriを利用した入力方法もくわわりました。絵文字キーボードを使わなくても、Siriに絵柄を伝えるだけで入力できるので、迷うことがありません。
伝えかたの基本形は、「○○、絵文字」。まずSiriを呼び出し、絵文字にしたい図柄の名称に続けて「絵文字」といえばいいのです。
たとえば、「ヘイ、シリ」のあとに「笑顔、絵文字」と発音すれば、Siriとのやり取りに使う文字入力欄に定番のスマイリーが現れます。同じ要領で「泣き顔、絵文字」や「ハート、絵文字」と話しかければ、すぐに該当する絵文字が表示されます。あとはコピーするなどの方法で活用すればいいでしょう。
この絵文字入力は、キーボードの音声入力機能でも利用できます。絵文字を入力したい箇所で、ソフトウェアキーボード右下のマイクボタンをタップし、Siriのときと同様に「○○、絵文字」といえばOKです。