今までにないようなアイディアで日々進化する、文房具。新しい年の訪れとともに、文房具を一新するのも素敵ですね。今回は、昨年「文具女子アワード」「日本文具大賞」を受賞した注目の文房具の中から、オフィスで使える便利アイテムを紹介します。
■こすると筆跡の色が変わる『ILMILY Color two color』
最初に紹介するのは、文房具ブランド『ILMILY』の第3弾アイテムとなる『ILMILY Color two color』。温度で色が変化するインキの技術を活かした、こすると摩擦熱で筆跡の色が変わるボールペン(275円)やマーカー(165円)など5種の文房具シリーズです。
こするだけで簡単に色が変わりますので、仕事やプライベートの「To Do リスト」や、自分の夢や願いを箇条書きにする「ウィッシュリスト」に使うのもおすすめ。完了済みのタスクや達成した願いを専用ラバーでこすって色を変えれば、目標を叶えた達成感と色が変わるワクワク感を同時に体感することができます。
ボールペンのインキ色は、濃い色から薄い色へと変わる6色に、数量限定の2色を加えた計8色をラインアップ。また、0.4mmと細書きながらなめらかな筆記を実現しています。マーカーのインキ色は、同系色で濃い色から薄い色へと変わる3色と、数量限定の2色を加えた計5色をラインアップ。色の変化により、紙面を華やかに彩ります。
■テープを均一な長さできれいにカット『クイックテープカッター』
次に紹介するのは、マスキングテープを使用する際の不便を解消した専用カッター『クイックテープカッター』(968円)です。クイックテープカッターは、テープを同じ長さで送り出し、軽い力できれいにカットできる優れもの。
スライダーを1回引くごとにマスキングテープを約2㎝送り出す仕組みですので、テープを同じ長さで連続してカットすることができます。マスキングテープを使う際の、「切り口が見つけにくい」「手ではきれいにちぎれない」「同じ長さでカットできない」といった悩みを一気に解消してくれるアイテムです。
オフィスでは、資料の整理整頓に使うラベリング作成などに役立ちそう。写真やポスターを留める作業にも最適です。テープの出口には特殊加工のカッター刃が付いているので、軽い力できれいにカットできます。また、テープを対象物に貼り、本体を引きながら長さを調整して貼ることも可能ですので、さまざまなシーンでお使いいただけます。
■WEB会議のコミュニケーションロスを減らす『wemo paper flip board』
WEB会議用のアナログホワイトボード『wemo paper flip board』(3,850円)は、WEB会議参加者の“コミュニケーションロス”を減らすためのアイテム。瞬時にテキストや絵を書いて伝えることで議論を見える化し、口頭伝達にありがちな行き違いをなくしながら円滑なやりとりを実現します。
『wemo paper flip board』は、TV番組で使用されるフリップからそのサイズが着想されました。顔の表情とボードが一緒に映るサイズにすることで、コミュニケーションしやすいよう工夫されています。
また、「wemo」の特徴である独自のコーティング技術をボード表面に応用しているため、油性ボールペンで書いても指や消しゴムで消すことができます。消しやすさが従来製品より飛躍的に改善し、ホワイトボードとしての利便性も高い一品です。
目のストレスに着目した新しい罫線のノート『ほぼ日ノオト』
『ほぼ日ノオト』(297円)は目のストレスに着目し、デザイン心理学に基づいて作られた新しい罫線のノートです。一般的な罫線と異なり、横線がつながっておらず、わずかに隙間があります。その下には、マス目のガイドとして短い縦線が入っています。
これは人間の「錯視(さくし)」を利用したもので、「線がつながっていないのに、罫線に見える」ようにデザインされています。長い横線と短い縦線を組み合わせて設計された、方眼でも罫線でもない新しいデザインにより、表や図が書きやすく、文頭が自然と揃ったきれいなノートがとれます。
見た目も柔らかな印象ですので、ノートを開いた時の威圧感が軽減され、長時間、紙面と向き合っても視覚的なストレスを感じにくいという特徴もあります。「書きたい、学びたい」気持ちを後押ししてくれる「ほぼ日ノオト」で、その書きやすさを体感してみてはいかがでしょうか。