マキタは、充電式工具の40Vmaxシリーズとして電動タッカを2機種発売した。使用ステープル(コの字型の釘)がJ線ステープル 4mm幅の「ST001G」と10mm幅の「ST002G」をラインナップし、価格はいずれも68,530円(バッテリー・充電器別売)。

  • 「ST001G/ST002G」

タッカは、壁や屋根へ木の板や布など平らな物体を貼り付けるために、ステープルを打ち込む電動工具。建設作業のほか、壁紙の張り替えやDIYに役立つ。

今回発売するモデルは、ハイパワーのブラシレスモーターと40Vmaxバッテリーを採用したことで、連続作業量を従来モデル比で約2倍に強化。約1,000本を高速で連続打ちできるようになったため、ルーフィング施工やボード張りなどの建設作業に適しているという。

また、起動時から打込み終了時までの時間を短縮し、速射性を約15%アップさせた。作動レスポンスが向上し、エア式に近い打感で作業可能とする。

打込みに合わせてウェイトが後方へ動き、前後の振動を相殺する低反動機構「カウンターウェイト方式」を採用。これにより、打込み時の反動やブレが軽減され連続作業しやすくなった。

  • ハイパワーブラシレスモーターを内蔵

  • 打込みに合わせてウェイトが後方へ動き、振動を軽減する

使用ステープル以外の主な仕様は共通。本体サイズはW86×L269×H216mm、重さは2.5kg(いずれもBL4025バッテリー含む)。ステープルの最大装てん数は100本。バッテリーの充電時間は約28分で、1充電あたりの作業量目安は約6,000本。本体の防塵防水性能はIP56。ノーズアダプター、セフティゴーグル、フック、専用ケースが付属する。