JR西日本は6日、今年度の年末年始期間(2022年12月28日から2023年1月5日まで)の利用状況について発表した。線区別の利用状況も公開しており、関西空港駅発着の特急「はるか」が前年度比2,053%の利用状況となった。
特急「はるか」は2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響で利用が著しく低下し、昼間の全列車が運転取りやめとなった時期もあった。その後は順次運転再開し、関西国際空港の利用が見込まれるとして、2022年11月1日から全列車の運転を再開している。
昨年のお盆期間、特急「はるか」の利用者数は合計約1万4,000人(下り約7,000人・上り約7,000人)。この時点で前年比934%(下り753%・上り1,269%)だった。全列車の運転再開後に迎えた年末年始期間、さらに利用者が増え、12月28日から1月5日まで9日間の利用者数は合計約5万1,000人(下り約2万5,000人・上り約2万5,000人)。前年度比2,053%(下り1,530%・上り3,104%)という利用状況になった。コロナ禍前の2018年度比は60%(下り62%・上り58%)だった。