ミチサガシは1月5日、「ハラスメントをなくすために自分ができること」に関する調査結果を発表した。調査は1月2~3日、パワハラを実際に受けて乗り越えた男女100人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「パワハラをする人の特徴」を聞くと、「体育会系」(20.4%)、「完璧主義者」(22.2%)、「嫉妬心が強い」(19.8%)、「短気な性格」(29.3%)、「気が短い」(8.4%)だった。

  • パワハラをする人の特徴

また、パワハラを受けた際の相談先として、「職場の人」(43.7%)、「家族」(24.4%)、「友人」(23.7%)、「公的機関」(8.1%)が挙がっている。

具体的なエピソードでは、「産業医に相談して一ケ月の休職を取りました。もちろんこのことは理由も上司に伝わります。 これで復職後に上司の対応が変われば続けるつもりでしたが、全然効果はなく。 一対一で伝えたいことを伝えた後、退職しました」(40代女性)、「証拠となるものを準備し、会社内で用意されていた業務上の悩み相談所にそれと一緒に相談し、会社を訴える旨を伝えたら早急に取り締まってくれました」(20代女性)、「対処する以前に我慢できず、その日のうちに『辞めます』と言って逃げるようにして辞めました」(40代男性)、「パワハラを受けた次の日、店長に書面で報告し、すぐ人事部に話してもらえました。パートだったのですが、店を異動させてもらえました」(30代女性)などが紹介されている。