パナソニックは1月5日、Lマウントミラーレス「LUMIX S」シリーズ用の超広角ズームレンズ「LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO」(S-R1428)を発表した。パナソニックのLマウントレンズではもっとも広角の撮影が可能。価格は107,800円。3月16日より発売する。
Lマウントシステム対応の超広角ズームレンズ。焦点距離は14-28mmで、LUMIX Sシリーズ用のレンズでは最も広角となる14mmから撮影できる。被写体との距離が取れない狭いスペースや、ダイナミックな遠近感を活かしたスナップ撮影に使いやすい。超広角レンズながら77mm径のフィルターを装着できるので、フィルターを活かした風景撮影なども楽しめる。
最短撮影距離が15cmと短く、ワイド端14mmではボケ味と奥行き感のある撮影を、テレ端28mmでは最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が可能だ。レンズ構成は10群14枚(非球面EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)で、色収差や球面収差などの諸収差を効果的に抑制する。
フォーカスシステムは、ステッピングモーター内蔵のインナーフォーカス方式。動画撮影を考慮し、光学設計と鏡筒内部構造の最適化により、ピント位置変化時のブリージング現象を抑制している。絞り羽根枚数は7枚(円形虹彩)。
防塵/防滴に配慮したほか、-10度までの低温にも耐えられる設計とした。本体サイズは、最大径が84mm、長さが約89.8mm、重さは約345g(レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップを含まず)。レンズフード、レンズキャップ、レンズリアキャップが付属する。