JR西日本は5日、乗務員の感染拡大にともない列車の本数を減らして運行していた芸備線と福塩線の一部区間について、乗務員の職場復帰の見込みが立ったことを受け、1月6日から通常ダイヤでの運行を再開すると発表した。
芸備線の三次~備後落合、福塩線・芸備線の府中~三次間では、JR西日本三次鉄道部に所属する乗務員において新型コロナウイルス感染症が拡大したため、12月31日から列車の本数を減らして運行していた。12月31日は芸備線の普通列車10本中3本(休日ダイヤ)を運休。1月1~5日は芸備線の普通列車14本中8本(平日ダイヤ)、福塩線の普通列車12本中2本(平日ダイヤ)を運休したという。
三次鉄道部では、12月31日までに5人の感染を確認していた。今回、乗務員の職場復帰の見込みが立ったことを受け、1月6日の始発列車から通常ダイヤでの運行を再開する。これにともないタクシーによる代行輸送は終了。運行情報は同社サイトや公式Twitter、駅頭掲示などで案内される。