JR西日本は、2023年3月18日のダイヤ改正で、関西空港駅発着の特急「はるか」に関して、途中の和泉府中駅と日根野駅に停車する列車を上下各1本増やすと発表した。

  • 阪和線を走る特急「はるか」。ダイヤ改正後、新たに上下各1本が和泉府中駅と日根野駅に停車する

特急「はるか」は上下各30本を設定。おもに京都~関西空港間で運転され、途中の新大阪駅と天王寺駅に全列車が停車するほか、高槻駅と和泉府中駅、日根野駅に一部列車が停車する。今回のダイヤ改正に合わせ、新たに開業する大阪駅(うめきたエリア)にも停車する予定となっている。

現在、阪和線の和泉府中駅と日根野駅では、朝の通勤時間帯に関西空港駅から運転される「はるか2・4・6・8・10号」の5本、夕方以降の帰宅時間帯に関西空港駅へ運転される「はるか45・47・49・51・53・55・57・59号」の8本が停車。ダイヤ改正後はこれらの列車に加え、関西空港駅からの「はるか12号」、関西空港駅へ向かう「はるか43号」の上下各1本も和泉府中駅と日根野駅に停車するようになる。

これにより、関西空港駅を6~9時台に発車する京都行6本、京都駅を16時30分以降に発車する関西空港行9本が和泉府中駅と日根野駅にも停車することになり、両駅の停車時間帯が拡大。大阪方面の利用がさらに便利になるとのこと。