女優の尾碕真花が昨年12月5日、東京・明治記念館で行われた、オスカープロモーション所属のタレントが集う毎年恒例マスコミ向けイベント「晴れ着撮影会」に出席。NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など様々なドラマに出演した2022年を振り返った。
――尾碕さんは今回、4年連続の晴れ着撮影会参加となりましたね。
そうなんです! すごくありがたいですし、嬉しいです。
――昨年、他の参加者の皆さんとの会話で「発してくださる話題に乗っかりました(笑)」とおっしゃっていましたが、今年はいかがでしたか?
今年もあんまり変わらずかもしれないです(笑)。でも今年は「X21」というアイドルグループ時代から仲が良い川口ゆりなちゃんが初参加だったので、いつもより少しリラックスできていたような気がします。
(小芝)風花ちゃんとは『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(テレビ朝日系)で共演させていただいたので、前よりたくさんお話をさせていただきました。お着物の話もそうなんですが、“「一緒にごはん行こう」詐欺”をお互いにずっとしていて……(笑)。
――「一緒にごはん行こう」と言うも、なかなか具体的な日程が決まらないと(笑)。
今日も「2023年こそは……!」という話をしていました(笑)。
――2022年はどんな年でしたか?
2022年は色々な映画やドラマに参加させていただき、スタッフさんとのご縁作りができた年だったのかなと思います。
――大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも出演されました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
お部屋のセットがすごくて、カメラの台数も多いですし、独特な雰囲気でしたね。「大河ってやっぱりすごいな」と思いました。同世代の役者さんがいなくて、小栗旬さんをはじめ、先輩方ばかり……そんな作品に参加させていただき、とても貴重な経験をさせていただきました。
――小栗さん演じる義時の異母妹役でしたが、現場で北条家の方たちとコミュニケーションは取られましたか?
もう恐れ多くて……! 何も話せなかったです(笑)。皆さんがお話されているのを聞かせていただいて、「へー、そうなんですね!」と相槌を打つだけで精一杯でした(笑)。
――晴れ着撮影会に際し、「今年はアニメに救われた一年だった」とコメントされていましたね。そのアニメというのは、何か特定の作品ですか?
ザ・王道の定番で、みんなが知っている作品なんですが……『ONE PIECE』です(笑)! 映画『ONE PIECE FILM RED』ももちろん観たのですが、以前アニメを観ていた時に途中で止まってしまっていたので、また続きから観ようと思って。せっかくだから、アニメを一話から全部見返したんです。
――それは長い道のりですね!
長い道のりでした(笑)。でも、1カ月半ぐらいで一話から最新話まで全部観ることができました。
――すごい集中力が試されそうです(笑)。では最後に2023年の抱負を教えてください。
2023年は、2022年よりもお芝居に触れる時間を長くしたいのはもちろん、私自身が自分のことを一番好きな年にして、自分のいいところを一つずつ見つけていけたらいいなと思います。
尾碕真花(おさき・いちか)
2000年12月2日生まれ。高知県出身。スーパー戦隊シリーズ『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(19・テレビ朝日系)にてリュウソウピンク・アスナ役を務めたほか、2022年は、舞台『六番目の小夜子』、『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』(テレビ朝日系)、『警視庁ゼロ係SP』(テレビ東京系)、ショートフィルム『If I stay out of life…?』、WOWOW『早朝始発の殺風景』等に出演した。