JR東海とJR西日本は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、東海道・山陽新幹線「のぞみ」定期列車において首都圏から山陽エリアの所要時間を短縮するとともに、「のぞみ」臨時列車の運転本数も増やすと発表した。

  • 東海道・山陽新幹線「のぞみ」定期列車は東京~姫路・岡山・広島間で所要時間を短縮。「のぞみ」臨時列車も増発される

ダイヤ改正後、東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」定期列車は東京~姫路・岡山・広島間で所要時間を短縮。東京~姫路間の平均所要時間は現行の3時間0分から2時間58分(2分短縮)、東京~岡山間の平均所要時間は現行の3時間17分から3時間16分(1分短縮)、東京~広島間の平均所要時間は現行の3時間55分から3時間54分(1分短縮)となる。東京~広島間では、臨時列車も含むすべての「のぞみ」が4時間以内で運転されるという。

東海道・山陽新幹線を直通する「のぞみ」臨時列車も増発。東京駅を6~18時台に発車する下り、東京駅に10時台と13~23時台に到着する上りにおいて、「のぞみ」臨時列車を1時間あたり1本ずつ増やし、定期列車も含めた最大運転本数を現行の1時間あたり上下各6本から上下各7本とする。山陽新幹線では、「のぞみ」「みずほ」「さくら」の最大運転本数が1時間あたり上下各8本から上下各9本に増え、多くの利用が見込まれる期間、より多くの速達列車を運転できるダイヤとなる。