お正月の楽しみと言えば「お餅」ですよね。でも、お餅ってお皿に少し放置するだけでカピカピにこびりついていて、汚れを落とすのが大変! という経験ありませんか?

そこで今回は、ネットで話題の「食器についたお餅のカピカピを落とす裏技」に挑戦してみたいと思います!

  • この季節美味しいお餅

簡単! 準備するものは「重曹」とお湯だけ

今回の裏技のポイントは「重曹」です。年末の大掃除に「重曹」を使ったという方も多いのではないでしょうか。

重曹とお湯を準備すれば、「こびりついたお餅を簡単に落とせる」ということで、実際にやってみることにします。

  • お湯と重曹を準備する

まずは、こちらをご覧ください。お餅のカピカピがこびりついたお皿です。

こうなると、爪で剥がそうと思ってもなかなか取れません…。爪を痛めた経験があるのは筆者だけでしょうか。

  • お餅のカピカピがこびりついたお皿

  • この辺りが頑固なこびりつき

  • 爪で取ろうとしても取れないこびりつき

裏技は簡単です。この汚れたお皿をお湯につけ、数分置いたら重曹をふりかけたスポンジでこするというもの。

数分と言っても目安が分からないので、5分経過後にやってみることにしました。

  • お皿をお湯につけて

まず、それぞれお餅の汚れ具合が異なる3つの皿をお湯につけてみます。数分でカピカピの部分が少し柔らかくなってきた印象ですが、白い食器についている一番頑固なカピカピがなかなか手強そう……。

5分経過したらスポンジに重曹をふりかけて、こすっていきます。

  • 重曹をふりかけたスポンジでこする

スポンジでこすってみると、ほとんどの汚れがスルスルと落ちていきます。一番心配していた頑固な部分、ここだけが思いのほか固くて、スルスルと…というわけにはいかず、少しだけ残ってしまいました。

  • 一番頑固なところ以外はスルスルとキレイに落とせたが…

比較的汚れが少なかったピンクのお皿の方は一瞬でキレイになりました。

  • 一瞬でキレイになったお皿も!

取りきれなかった頑固なカピカピについては、もう少しお湯のつけ置き時間を長くすればよかったのかもしれませんが、5分では時間が足りなかったのか全部がキレイに落ちるとまではいきませんでした。

そのままお鍋に入れて火にかけてみたら……?

続いての方法はお鍋を使います。

食器が多くてつけ置きするスペースがない場合などは、大きな鍋に水と食器、そして重曹を少し入れて沸騰させるとのこと。

そうすれば、少し冷ました後にスポンジでこするだけで取れるというので、筆者もやってみることにしました。

  • お鍋に重曹と食器を入れて火にかける

食器を火にかけるというのもあまり経験がないので、少々緊張しましたが、グツグツなってきたら火を止めて待ってみることに。

すると、重曹からシュワシュワとした音が聞こえてきました。なんだか効果が期待が持てる音です。

  • 重曹がシュワシュワしてくる

冷めてから汚れをスポンジでこすってみる…というものだったんですが、この方法、とても効果が高いのか、5分後にお鍋を覗いてみて驚きました。なんと、スポンジでこすらなくても、すでにカピカピ汚れが落ちているではありませんか!

お鍋に重曹と食器を入れただけなのに、とても簡単に落とすことができました。これには筆者も驚きました!

  • 頑固なカピカピもキレイに落とせる

ということで、最初に紹介した白い食器の残りの汚れも、お鍋に入れて火にかけてみると、こちらもスッキリとキレイに落とせました!

  • 取りきれなかった頑固なカピカピもスッキリ

  • 重曹でキレイになった食器

そもそも重曹とは、「炭酸水素ナトリウム」と呼ばれるもので、弱アルカリ性の性質を持っていて、頑固な油汚れや焦げ付きなどの酸性の汚れを落とすことに非常に効果があるそうです。

他にも、粒子が非常に細かいので研磨剤の役目があるようで、今回のように食器にこびりついた頑固な汚れを落とすことができたのでしょう。

ただし、大理石やアルミ、銅製品、漆器など、重曹と相性が悪い材質もあるようなので、食器の材質にも注意して使うようにしてくださいね。

そうは言っても、お餅のこびりつきがとても簡単に落とせましたので、お困りの方はぜひ試してみてください!

  • 餅のカピカピがこびりついたお皿が重曹でキレイになった!