JR東日本水戸支社は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、常磐線の水戸~いわき間にてワンマン運転を開始すると発表した。あわせて朝および夜間に運転される普通列車の一部で運転区間・本数等の見直しを行う。

  • 常磐線水戸~いわき間でE531系5両編成の普通列車を対象にワンマン運転を開始する

水戸支社管内では現在、水戸線と水郡線でワンマン運転を実施し、水戸線から常磐線の水戸駅・勝田駅まで直通する列車もワンマン運転を行っている。3月18日のダイヤ改正後、新たに常磐線の水戸~いわき間でもワンマン運転がスタート。E531系5両編成で運転される列車を対象に実施し、日中時間帯を中心に約7割の普通列車がワンマン運転になるという。水戸~いわき間でのワンマン運転開始後も、すべてのドアから乗降り可能とされている。

常磐線で利用状況に合わせた運転区間・本数等の見直しも実施。早朝の高萩駅において、同駅4時52分発の上り始発列車を現行の上野行から水戸行(水戸駅で上野行に接続)に変更するほか、5時台に発車する上野行の上り普通列車2本(高萩駅5時11分発・5時33分発)のうち1本を運転取りやめとし、残る1本を高萩駅5時22分発の水戸行(水戸駅で上野行に接続)とする。現行の高萩駅6時2分発、小山行の普通列車はダイヤ改正後、高萩駅6時3分発の品川行に変更される。

夜間は勝田駅を23時台に発車する高萩行の下り普通列車1本を運転取りやめに。勝田駅では21~23時台にかけて、高萩方面の普通列車が毎時1本のみとなる。勝田駅を発車する高萩行の最終列車は5分繰り上げ、同駅23時41分発に変更される。