きょう1日に放送されたカンテレの情報バラエティ番組『よ~いドン! お正月SP』の見逃し配信が、カンテレドーガ、TVerでスタートした。

  • 左からあいみょん、円広志=カンテレ提供

関西の朝の顔としておなじみの情報番組『よ~いドン!』の毎年恒例のお正月SP。番組内で、15周年を迎える番組にとって初めての試みとなる見逃し配信が発表された。お正月SPには、関西の街をぶらり歩きする看板コーナー「となりの人間国宝さん」にあいみょんが登場。地元の兵庫・西宮駅周辺を、同じミュージシャンの円広志とともに巡った。

ロケ開始早々、「ずっと出たくてたまらなかったです!」と番組への思い入れを語ったあいみょん。しかし、突然街の人に声をかける円を見て、「こんな急に喋りかけんねや(笑)!」と驚いた様子を見せる。円とのじゃんけんに負けたあいみょんは、撮影の許可を取りに全力疾走。また、お参りをして「何かお願いしたの?」と聞かれたあいみょんは「しました!“撮れ高ありますように”って」と回答。それには円も「あいみょんも東京行って汚れたな!」と思わず笑った。

島ごはんを提供するお店では、名物の“島そば”を堪能しながら楽曲作りの秘話を明かす。楽曲のストックが400曲ほどあるというあいみょんに、円は「どうやって曲作るのよ?」と質問。すると、あいみょんは「このお店で一曲作るなら……」と店内を見回し、思わぬところに目をつける。さらに歩みを進めると、SNSで大ブレイクしているネコがテーマのケーキ屋さんで、元々は師弟関係だったという夫婦と出会う。2人の出会いを聞いて興奮した円の妄想劇に、あいみょんも巻き込まれてしまう。

あいみょんとのロケを終えた円は「初めてお会いするので緊張感もありましたが、会った瞬間からすごくフレンドリーで、最後まで気負いすることなく街ブラを楽しんでいました。それを見て、あいみょんの日常の楽しさとか、日々の観察が全部曲になっているんだと思いました。僕もすごく楽しくて、あっという間の時間でした」とコメント。続けて「もう何10年に1人のすごいアーティストだと思います。女の子がギター1本で歌って……詞が良いってよく言われるんだろうけど、メロディーもすごく良い。僕も先日作曲の仕事がありましたが、あいみょんの曲を聞いたらばかばかしくなってやめようかと思いました(笑)。それくらい素晴らしいと思っています」と大絶賛。

また、番組が初めて配信されることについては「『よ~いドン!』は関西では、沢山の方が見てくれているし、もしかすると知らない人の方が少ないんじゃないかなと思います。その番組の魅力や楽しさを、こういう番組があることを、全国の方に知っていただけたらと思います。街ブラでは、大阪の街の様子も見えるので新鮮だと思います。特に僕の出身の高知県に行くと、カンテレが全然映っていないので、なぜか芸能界を辞めたと思っている人がものすごく多いです(笑)。そういう人にも“頑張っているんだな”と思って見てもらえたら非常にありがたいです!」とアピールした。

番組ではそのほか、たむらけんじの「いきなり! 1泊2日開運ツアー」には渋谷凪咲(NMB48)が初挑戦し、「ロザンのうんちくん」では京都大学出身・宇治原史規(ロザン)と、慶応義塾大学出身・石原良純が対決する。