お正月シーズンに毎日食べてしまう「お餅」。スーパーに並ぶ切り餅の山を見つけると、気持ちまで盛り上がってくるのは筆者だけでしょうか。家族からも「ママお餅焼いて~」と頼まれますが、毎度困るのが焼き方なのです。
レンチンしてもドロドロになってしまったり、焼いても上手に膨らまなかったり、主婦10年目にしてもお餅を上手に焼く方法が見つからず、美味しく食べる方法を探していました。そこで今回は、ネットで話題のお餅をきれいに焼く方法を試してみたいと思います。
■何も塗らない、醤油を少し塗る、水を少し塗る、3つの方法で比較
この記事で実践するのは、「醤油をお餅にちょっとだけ垂らす」というもの。醤油をつけたところがぷく~っときれいに膨れるとともに、焼き網に餅がつかないと話題のライフハックです。
ということで、お餅に何も塗らない方法、醤油を少し塗る方法、お水を少し塗る方法で比較してみることにしました。
トースターを温めて、トースターの推奨時間5分で様子を見たいと思います。
お餅はきれいに焼けてきたんですが、正直なところ、予想していたような大きな違いが見えてきません。
何もしなくても、水を塗っても、醤油を塗ってもあまり変化がないのです。
ネットで話題になっているのに、なぜだろうと考えました。
そこで、醤油を塗るものだけ、やり直してみることにしました。
少し膨らんできたものの、見た目が映えるほどでもないというのが感想です。
しかし、筆者は見つけました。お餅の裏側に良い感じの焦げ目があるではありませんか。
表面に塗った醤油がお餅の裏に垂れ込み、焼き目がきれいな茶色になっているんです。
そこで冒頭に説明した話題の焼き方を思い出しました。「醤油をお餅にちょっとだけ垂らす」!! そう、「垂らす」が正解でした。
筆者は塗ってしまっていたのです!!
筆者の思い込みで、醤油を「垂らす」のではなく塗ってしまっていたのです。
ということで、醤油を「垂らして」焼いてみることにしました。
■お餅の上部に醤油をちょこっと垂らして焼いてみたら……?
しばらくすると、良い感じに膨れ上がってきたではありませんか。思わず「やった~!!」と声を出してしまいました。
醤油を垂らした部分が茶色い焦げ目になっていて、焼き餅らしく膨れ上がってきれいに焼き上がりました。
これです!! 茶色い焦げ目にぷくっと膨れ上がった焼き餅!! ようやく成功してホッとしました。もちろん、醤油を垂らした部分だけが膨れ上がったので、焼き網に餅がへばりつくこともなく、お手入れも楽ちんでした。
最近では最初から切れ目が入っている切り餅も売られているので、普通に焼くだけで上手に焼けるようですが、少しだけ醤油を垂らしてみると、上級の焼き餅になること間違いなしです。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか。