iPhoneの使いかたがわからないとき、インターネット検索で調べる人は多いはず。しかし、その情報は古いかも? Googleなど多くの検索サイトは、記事の最終更新日などの情報にもとづき高頻度で表示順位の洗い替えを行うものですが、数年前の記事が先頭に表示されることは珍しくありません。その後iOSの機能に変更があったとしたら、困ってしまいますよね。

写真アプリの「非表示」機能もそのひとつ。以前は、表示モードが「すべての写真」のとき、複数の写真を選択してから共有メニューで「非表示」を選択すれば、一括して非表示に設定できましたが、現在では共有メニューに「非表示」がありません。これでは、せっかくWEB検索で見つけた情報もかえって混乱のもとになります。

最新のiOS(本稿執筆時点でv16.2)では、非表示アクションは画面右下の詳細ボタンに移動しています。つまり、複数の写真をまとめて非表示にする場合、対象を選択してから画面右下の「…」ボタンをタップ、現れたメニューで「非表示」を選択するのが正解ということになります。

このように、iPhone/iOSはアップデートのタイミングで機能や操作方法が変更されることがあります。インターネットで使いかたを調べるときには、対象としているシステムのバージョンや記事の最終更新日をチェックしましょう。システムアップデートを怠っていれば、反対にインターネット上の情報のほうが進んでいる可能性もありますから、自分が利用しているiOSのバージョンを確認することも重要ですよ。

  • iOS 16の現在、「非表示」メニューは詳細ボタン経由で表示させます