ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」はこのほど、年末年始に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2022年12月5~8日、調査対象はShufoo!利用者、有効回答は6,335人。
8割半超が「値上げで出費に影響」
年末年始の印象を聞くと、「ポジティブなイメージ(やや含む)」と答えた割合は59.1%と、前年から10ポイント減少。一方、「ネガティブなイメージ(やや含む)」は40.9%と、前年から9.9ポイント増加した。これは、昨今の値上げラッシュ、コロナ、国際情勢などの不安要因が関係していると考えられる。
年末年始を通した出費額(想定)については、「1万円未満」が最も多く34.2%。以下、「1~3万円未満」が28.6%、「3~5万円未満」が19.7%となり、前年に引き続き低予算化の傾向がみられた。
昨今の値上げが年末年始の出費に影響するかどうか質問したところ、「影響がある」は57.6%、「やや影響がある」は28.2%で、計85.8%が「影響がある」と回答。具体的には、「毛ガニの購入を諦めた」(40代女性)、「お年玉の額を減らしたい」(30代男性)、「新幹線の指定席ではなく自由席を検討している」(30代女性)といった声が寄せられた。
年末年始を通した最も高い出費については、前年に続いて「おせち料理」(19.0%)が1位。次いで、2位「お年玉」(18.1%)、3位「帰省の交通費」(9,9%)、4位「初売りセール」(6.4%)、5位「肉」(5.0%)となった。