歌手の坂本冬美が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第73回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:20～23:45 ※中断ニュースあり)のリハーサルに参加し、報道陣の取材に応じた。

  • 坂本冬美のリハーサルに大泉洋と橋本環奈の姿も

34回目の出場となる坂本は「お祭りマンボ～スカパラSP～」と題し、美空ひばりさんの「お祭りマンボ」を東京スカパラダイスオーケストラとともに披露する。この日のリハーサルでは、さまざまな祭りのパフォーマーたちもステージに登場。司会の大泉洋と橋本環奈の姿も見られた。

坂本は「今年は美空ひばりさんの『お祭りマンボ』を歌わせていただくということで、いつもすごく緊張するんですけど、今回さらに緊張しますが、久しぶりに日本中が盛り上がれる場面をつくってくださいましたので、スカパラの皆さんと一緒に大いに盛り上げて全国の皆さんに元気を届けたいと思います」と意気込んだ。

そして、「今リハーサルをやらせていただいて、あんなに大勢の方がステージにいっぱい、客席までというのは3年ぶりだと思う。本来の紅白……全国の皆さんに楽しんでいただける場面になるのではないかなと。これが紅白だと実感しました」とリハーサルの感想を語った。

さらに、「34回というと、昭和63年から出させていただいて、昭和、平成、令和と3つの時代に『紅白歌合戦』に出させていただいているということは本当に幸せなことだと思いますし、やっと本来の紅白に戻ってみんなで盛り上がれる場面で歌わせていただけること、本当に光栄に思っています」としみじみ。前半のトリを務めるが、「緊張もしますが皆さんで楽しんで元気を届けられるように、一部の最後ということでしっかり頑張って歌わせていただきたいと思います」と力を込めた。

2年ぶりにNHKホールでの開催となる今年の紅白のテーマは「LOVE ＆ PEACE－みんなでシェア！－」。司会は大泉洋、橋本環奈、櫻井翔(スペシャルナビゲーター)、桑子真帆アナウンサーが務める。大泉は3年連続司会、橋本は紅白初出演・初司会。櫻井は2010年から嵐として5年連続白組司会を担当、個人として司会を務めるのは3回目。桑子アナは4回目の司会となる。

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