大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は28日、堺筋線の天神橋筋六丁目駅に可動式ホーム柵を設置し、2023年3月上旬から運用を開始すると発表した。
同社は2025年度末までに、全133駅で可動式ホーム柵を設置するとしており、2022年度は堺筋線の全駅で可動式ホーム柵の設置完了をめざしている。2022年5月に天下茶屋駅から設置工事に着手し、これまでに堺筋線の天下茶屋駅と動物園前駅、日本橋駅から南森町駅までの各駅(すでに設置済みだった堺筋本町駅を含む)で設置済みとなっている。
今後、扇町駅で2023年1月下旬、恵美須町駅で2023年2月下旬から可動式ホーム柵の運用を開始。残る天神橋筋六丁目駅も2023年1~3月にホーム柵設置工事を実施し、3月上旬の運用開始を予定している。これをもって堺筋線全駅で可動式ホーム柵の設置が完了する。なお、工事期間・運用開始時期は変更となる場合があり、ホームの段差・すき間縮小工事は別途実施するとのこと。