紀文食品がおせちを華やかにする「かまぼこ」における日本の伝統飾り切りについて紹介している。
同社では、作ってみたい飾り切りとして今年に注目を集めている「うさぎ」のほか、「くじゃく」と「市松」の作り方やポイントを解説している。
「うさぎ」の作り方は、りんごの皮をむくように切り込みを入れた後、切り込みの根元にさらに1.5〜2センチの切り込みを入れ、切り込みに蒲鉾の端を下から一回くぐらせ、端を本体にそわせて形を整えたら完成となる。
やや厚めに白い身までむくと、きれいに仕上がるそう。
「くじゃく」は、まず1.5ミリの厚さに切り、紅い方を手前に向けて置いたら奥側の白い部分を5ミリほど残し、2〜3ミリ幅で細い切り込みを入れ、同じ方向へひとつひとつ丁寧に折り込んでいく。すべて折り込み、形をととのえて完成となる。
切り込みの幅を均等にするのがポイントとなる。
「市松」は、まず、1.2センチの厚さに切ったかまぼこを、紅白1枚ずつそろえて置き、真ん中で2等分に切る。右上に紅がくるようにずらし、紅白を互い違いに並べていき、形を整えて完成となる。
かまぼこは、紅・白各1枚もしくは紅・白をそれぞれ偶数枚で作ると互い違いに並べ替えられるようになっている。
同社のwebサイトでは、そのほかにも様々な飾り切りを紹介している。