政府は、群馬県前橋市で実証試験が行われていた「マイナンバーカード」と「交通系ICカード」を連携させ、公共交通の住民割引などを受けられるサービスを、来年度から全国へ展開することを明らかにした。
このサービスは、地域のデジタル化の一環として、今年12月23日に政府が閣議決定したデジタル技術を活用して地方活性化を目指す「デジタル田園都市国家構想総合戦略(pdfが開きます)」に盛り込まれている内容だ。住民が、タクシーやバスなどの公共交通を利用する際に、マイナンバーカードと連携させたSuicaやPASMOなどの交通系ICカードを使用すると、料金の割引サービスを受けられるというものだ。
このほか、マイナンバーカードの認証による手ぶら観光や、オンライン市役所サービスなどのサービス実施を予定している。これらの施策は、マイナンバーカードの利便性を高め、普及を促進する狙いだ。
ネット上では「まじか!使うわ」「色々と機能盛りすぎじゃね、保険証や免許証はわかるが、多様すぎると色々と障害出そう」「どれくらい割り引くかによる」などの声が寄せられた。