週刊少年ジャンプ編集部は12月26日、公式Twitterと同日発売の「週刊少年ジャンプ」新年4・5合併号にて、人気漫画「HUNTER×HUNTER」の週刊連載を終了し、今後の掲載形態の変更を発表した。

「HUNTER×HUNTER」は週刊少年ジャンプ(集英社)で1998年から連載を開始した冨樫義博さんによる少年漫画。主人公の少年・ゴンが、まだ見ぬ父に会うために、父と同じハンターとなり、仲間との絆を深めていくところからはじまった壮大な物語だ。掲載が不定期であることでも知られており、2018年11月からは長期の休載をしていた。そして2022年10月24日には約3年11カ月ぶりに連載を再開し、大きな話題となっていた。

今回の発表では、「HUNTER×HUNTER」No.401以降は、「週刊連載ではない形で掲載する」と説明している。掲載形態の変更理由については、「冨樫先生の体調などを鑑み、先生と編集部とで相談をした結果、今後は週刊連載ではない掲載形態で皆様にお届けすることになった」とされている。続けて発表では、「冨樫先生は以降の物語の執筆を続けておりますし、編集部も引き続き『HUNTER×HUNTER』の完結まで、先生のサポートを継続していきます」とコメントしている。

なお、以降の具体的な掲載時期や、掲載方法は、今後の週刊少年ジャンプ本誌にて告知されるという。

ちなみに、冨樫先生の展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」の公式サイトでは、「2年ほど椅子に座れない状態で描けませんでしたが、従来のやり方をあきらめることで現在は何とか執筆を再開しております」と打ち明けていた。

  • 人気漫画「HUNTER×HUNTER」週刊連載は終了へ、ネット「描き続けてくれるだけで本当に十分」

    発表のあった日、ツイッターのトレンドに入るほど注目を集めた

ネット上では「続きを描き続けてくださるだけで本当に十分です😭😭無理なさらずです😭😭」「続きが見れるなら何でもいいです。冨樫先生無理しないで…」「月刊になってでもいいからお願いします」「毎週のハンターハンターは致死量だから月1とかスクエアで連載でちょうど良いよ」などの声が寄せられた。