JR東日本は26日、鉄道開業150年の最後の締めくくりとして、「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」を「えきねっと」限定で2023年2月2日に発売すると発表した。利用期間は2023年3月2~15日の連続する3日間とされている。

  • 「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」フリーエリア(JR東日本提供)

「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」は、フリーエリア内のJR東日本全線と、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、三陸鉄道、北越急行、伊豆急行、富士山麓電気鉄道、えちごトキめき鉄道(新井~直江津間のみ)の路線で普通列車と特急列車等(新幹線を含む)の普通車自由席が連続する3日間乗降り自由に。JR東日本が運行するBRTも利用できる。事前に予約することで、新幹線・優等列車の普通車指定席も4回まで利用できる。

駅レンタカーの割引特典や、「NewDays」等のエキナカでの買い物が10%割引になるなど、さまざまな特典・割引サービスを受けることも可能。「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」で旅するARスタンプ巡り企画も開催され、「JRE POINT」やトレインシミュレータなど豪華プレゼントが用意されている。

発売期間は2023年の2月2日5時から3月10日23時50分まで。利用開始日1カ月前から利用日3日前までの販売となる。利用期間は2023年3月2~15日の連続する3日間。発売額は大人2万2,150円・こども1万150円。「えきねっと」限定で発売され、予約後にフリーエリア内の駅の指定席券売機等できっぷの受け取りが必要となる。

ARスタンプ巡りは、「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」の購入者を対象に、駅に設置されたARコンテンツを表示させて撮影し、専用ページから必要事項とARコンテンツ撮影画像を登録して応募すると、抽選で「JRE POINT」をプレゼント。最も多くのスタンプを集めた人には、「JRE POINT」に加えて「JR東日本トレインシミュレータ基本パック」のプレゼントも用意されている。

ARコンテンツ設置駅は上野駅、熱海駅、甲府駅、大宮駅、高崎駅、水戸駅、安房鴨川駅、長野駅、仙台駅、新青森駅、秋田駅、新潟駅と「シン・秋葉原駅」(「Virtual AKIBA World」内のバーチャル駅)の計13駅。応募期間は2023年の3月2日10時から3月22日10時までとなっている。