ジェイックはこのほど、20代・30代の正社員を対象とした「コロナ禍の年末年始の過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査期間は2022年12月5~7日、調査対象は同社の就職支援サービスを利用して、2019年9月以降に就職・入社した20代・30代の正社員、有効回答は109人。
「帰省する」は約7割
会社全体や部署単位での忘年会は開催されるか聞くと、「忘年会を行う」は28.4%(前年22.2%)、「忘年会を行わない」は43.1%(同48.8%)、「未定」は28.4%(同29.0%)となり、3年連続で「忘年会を行わない」が「忘年会を行う」を上回った。
前年と比べると、「忘年会を行う」は6.2ポイント増加したのに対し、「忘年会を行わない」は5.7ポイント減少した。同調査では「今年は昨年に比べて『忘年会開催に少し前向きな傾向がある』ことが見受けられる」と推測している。
続いて、年末年始に実家・地元へ帰省するかと尋ねたところ、「去年は帰省をしており、今年も帰省をする」は48.7%(前年48.3%)、「去年は帰省をしておらず、今年は帰省をする」は21.6%(同25.1%)と、計70.3%が「今年、帰省をする」と回答した。
反対に「去年は帰省をしており、今年は帰省をしない」は16.2%(同7.7%)、「今年、帰省をしない」は13.5%(同18.9%)と、帰省をしない人は29.7%にとどまった。
前年と比較すると、「今年、帰省をする」は3.1ポイント減少しているが、同調査では「大きな変化は見受けられず、昨年に引き続き、帰省に積極的な人が多いと言える」と分析している。