俳優の工藤阿須加がナビゲーターを務めるカンテレのドキュメンタリー番組『わたしの通学ロード』が2023年1月8日(毎週日曜5:30~45※関西ローカル)にスタート。初回ゲストにはお笑いコンビの錦鯉を迎える。

  • 左から工藤阿須加、錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)=カンテレ提供

忙しくてなかなか故郷に帰ることができないゲストに代わり、思い出の通学路を取材する同番組。心に残るあの街並みや足しげく通ったあのお店は今どうなっているのか、ゆかりの店の現在の様子や当時のゲストをよく知る人物・母校へインタビューし、ゲストの意外な一面や驚きのエピソードを発掘していく。

記念すべき初回(#1~3)のゲストは、『M-1グランプリ2021』王者の錦鯉。現在51歳、コンビのボケを担当する長谷川雅紀が30歳まで暮らしていたという北海道・札幌市で、長谷川自身が“一番楽しかった”と振り返るほど思い入れがある中学時代の通学路を取材する。幼い頃によく遊んでいた公園や、16歳のときにアルバイトしていた店、“フサフサ髪”時代にお世話になっていた理容室など、懐かしい映像に当時を思い出し、軽快なトークを披露する長谷川。スタジオでは長谷川の忘れられない“おふくろの味”を試食する。さらに中学時代の長谷川をよく知る人物たちへのインタビューでは、お笑いのルーツが分かるエピソードや、現在の長谷川からは想像もつかないような驚きの過去が明らかに。目的地の中学校に到着し、VTRも終わりに近づいたときには思いも寄らない展開に。

収録を終えた工藤に、“初単独MC”となる今回のオファーを受けたときの気持ちを聞くと、「“なんで、僕なんだろう?”と、最初に聞いたときは驚きました。朝の情報番組でMCをやらせていただいたこともありますが、単独MCの経験は無かったので。そんな中で、僕を選んでくださったといううれしさもありつつ、正直に言えば、不安も少しありました。ただ、せっかくこういった機会をいただけたので、精いっぱいやらせていただいて、“ダメならダメで仕方ない”という気持ちで臨みました」と、コメント。

そして、ゲストに錦鯉を迎えた初回収録を振り返り、「最後が衝撃でした! あのシーンは一番インパクトがありましたね(笑)。とある人が出てきて長谷川さんにコメントをするのですが、『いい流れでしんみり懐かしさに浸りながら終わるのかな』と思っていたら……あの展開は衝撃的でしたね(笑)」と、まさかの結末に驚きを隠せない様子だった。最後に、視聴者の皆さんに向けて、「タイトルの通り、ゲストの思い出の“通学路”から、その方の歴史を一緒に振り返る番組になっています。“通学路”というものは、いい思い出も苦い思い出もどちらも持っていて、学生時代のその時にしか経験できないものが詰まったものだと思います。それを懐かしみながら、一緒に感じることができるということが『わたしの通学ロード』の醍醐味だと思いますので、自分もこんなことあったなとか思い出して楽しんでもらえたら、僕の中では成功なんじゃないかなと思います。日曜の朝の5時30分に少し早起きをして、ゲストの方のルーツを知って、楽しんでもらえることが一番かなと思います」と、番組をアピールした。