セイコーウオッチは2023年1月20日に、「プレザージュ」ブランドの「Sharp Edged Series」から、夜明けの情景を表現した限定モデルを発売する。3針モデルの「SARX103」が110,000円、GMTモデルの「SARF023」が159,500円。それぞれ限定2,000本となり、うち国内は限定350本ずつ。

  • <セイコー プレザージュ> Sharp Edged Series 限定モデル(左がSARX103、右がSARF023)

今回の新作では、夜明け前の「暁(あかつき)」から空が色づき始める「曙(あけぼの)」を表現。オールブラックのケースとブレスレット、紫グラデーションと麻の葉紋様のダイヤルによって、新しい1日が始まる曙の空を描いた。

ピンクゴールドの秒針は、曙の空に差し込む太陽の光をイメージ。同じくピンクゴールドの時分針は、先端をより強調した特別形状だ。また、ダイヤルの表面を透明な樹脂で覆いつつ、ラップ仕上げによって平坦に磨き、吸い込まれるような奥行きを演出したとしている。シースルーバックの裏ぶたには、「Limited Edition」の文字とシリアルナンバーを記した。

  • 3針モデル「SARX103」

  • GMTモデル「SARF023」

2モデルとも、ケースとバンドの素材はブラック硬質コーティングのステンレススチール、風防は内面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。ケースサイズは、3針モデルのSARX103が外径39.3×厚さ11.1mm、GMTモデルのSARF023が外径42.2×厚さ13.7mm。

ムーブメントは手巻き付き自動巻きの機械式。3針モデルのSARX103は約70時間パワーリザーブの「キャリバー 6R35」、GMTモデルのSARF023は約45時間パワーリザーブの「キャリバー 6R64」を搭載する。

  • 裏ぶたのデザイン(左がSARX103、右がSARF023