JR東日本は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、上越新幹線の全列車をE7系に統一するとともに、大宮～新潟間の最高速度を275km/hとし、所要時間の短縮を図ると発表した。上越新幹線の速度向上にともない、北陸新幹線も所要時間が短縮される。
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来年3月のダイヤ改正で、上越新幹線「とき」「たにがわ」は全列車E7系による運転に
現在、上越新幹線「とき」「たにがわ」はE7系またはE2系を使用して運転されている。来年3月のダイヤ改正に合わせ、新たにE7系6編成を追加投入することとなり、上越新幹線の全列車がE7系に。快適性の向上に加え、東京駅を発着する「とき」「たにがわ」の全列車で「グランクラス(飲料・軽食なし)」を利用できるようになる。
ダイヤ改正後の上越新幹線では、大宮～新潟間の最高速度が275km/h(現在は最高速度240km/h)に向上。所要時間が最大7分短縮され、東京～新潟間を最速1時間29分で結ぶという。上越新幹線の下り最速達列車は東京駅9時12分発・新潟駅10時41分着の「とき311号」(所要時間1時間29分)、上り最速達列車は新潟駅9時12分発・東京駅10時43分着の「とき312号」(所要時間1時間31分)となる。
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大宮～高崎間の最高速度向上にともない、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」も所要時間を短縮
大宮～新潟間の最高速度が向上することを受け、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「あさま」も大宮～高崎間で速度が向上。所要時間を最大2分短縮し、東京～金沢間を最速2時間25分で結ぶとのこと。北陸新幹線の下り最速達列車は東京駅10時24分発・金沢駅12時49分着の「かがやき509号」(所要時間2時間25分)、上り最速達列車は金沢駅17時57分発・東京駅20時23分着の「かがやき514号」(所要時間2時間26分)となる。
