ダイナース="⾷事をする人"の名の通り、バリエーション豊かなグルメサービスを提供するクレジットカード「ダイナースクラブカード」(発行: 三井住友トラストクラブ)。実はこのカード、グルメだけではない。カード会員だけが参加できる限定イベントの一つに潜入した。
ダイナースクラブでは毎年春と秋、会員との親和性が高く日本の文化が集結する京都で、会員限定イベントを開催している。今回会場となったのは、浄土宗の総本山である「知恩院」(京都府京都市)。同寺が通常は行っていない貸切特別拝観だ。筆者が体験したのはその中の2万3,000円の特別拝観プラン。
非公開エリアを特別拝観
境内は7万3,000坪(東京ドーム5個分、甲子園球場6個分)でとにかく広い。僧侶の案内のもと、貴重な建造物を巡る。通常非公開の「経蔵」「大鐘楼」「大方丈(おおほうじょう)」「小方丈(こほうじょう)」の内部へも足を踏み入れた。
経蔵
大鐘楼
大方丈・小方丈
700人が念仏を称える圧倒的文化体験
法然上人の御影(みえい)を祀る国宝「御影堂」でも、通常立ち入りできない内陣エリアへ。イベント参加者総勢700人で特別法話を聴き、木魚を打ちながらお念仏を称えた。
「約9年に及ぶ修復工事終了後、これほどの多くの人が一堂に会してお念仏を称えるのは初めて」と同寺。三井住友トラストクラブの五十嵐幸司代表取締役社長は「ダイナースクラブの会員の方々にこのようなイベントを体験していただくことが知恩院さんの貴重な日本の文化・歴史を将来につなげていくことにもつながると考えております」と挨拶した。
ライトアップも特別拝観でゆったりと
日が暮れるとライトアップされる境内。大勢の参拝者で混雑する紅葉の時期だったが、イベント参加者限定の貸切時間が設けられ、ゆったりと楽しむことができた。
食事や宿泊もカード会員優待で
半日たっぷりと文化体験に浸った後は、ダイナースクラブが会員優待を提供している「ハイアット リージェンシー 京都」で宿泊。会員優待で、朝食無料(1室2名まで/毎日)、レイトチェックアウト(当日の空室状況による)のサービスが受けられる。
ダイナースクラブは1960年設立。翌61年から日本で最初の多目的クレジットカードの発行を開始した。ブランドスローガン「ここでしか、見つけられないものがある。」のもと、"人生にもっと本物に出会う機会"を提供している。通常年会費は本会員2万4,200円、家族会員5,500円、入会の目安は年齢27歳以上。憧れの"大人のカード"を手にして、グルメはもちろん、文化的体験も味わってみてはいかがだろうか。