ジブラルタ生命保険は12月22日、「おひとりさまに関する調査2022」の結果を発表した。調査は10月27日~11月9日、20歳~69歳の未婚男女4,700名(有効回答から、各都道府県で男女・年代が均等になるように抽出)を対象にインターネットで行われた。
はじめに、“結婚=幸せ”ではないと思うか聞いたところ、「非常にそう思う」が27.6%、「どちらかといえばそう思う」が48.9%と、実に8割弱が、結婚することが必ずしも幸せであるとは限らないと感じていることが明らかに。
性年代別にみると、いずれの年代でも男性と比べて女性のほうが高く、40代(男性68.1%、女性83.0%)では14.9ポイントもの差が。男女・都道府県別では、男性は「石川県」(86.0%)、女性は「千葉県」「京都府」「大分県」(いずれも92.0%)で高かった。
続いて、結婚しないと思うか聞いたところ、71.0%が「そう思う(非常に+どちらかといえば)」と回答。
性年代別にみると、男女とも20代(男性43.2%、女性39.4%)では4割前後、30代以上では半数を超え、男女・都道府県別に結婚しないと思う人の割合をみると、男性は1位「石川県」(80.0%)、2位「岩手県」「埼玉県」「長野県」「岡山県」(いずれも78.0%)となり、このうち、「石川県」「岡山県」は“結婚=幸せ”ではないと思う人の割合でもそれぞれ1位・2位という結果に。一方、女性では1位「高知県」(90.0%)、2位「和歌山県」(84.0%)となり、このうち、「高知県」は“結婚=幸せ”ではないと思う人の割合でも90.0%に達した。
他方、結婚しないと思う人の割合が最も低かったのは、男性は「宮崎県」(54.0%)、女性は「秋田県」(64.0%)だった。
結婚していない理由については、「自分は結婚に向かないと思う」(33.2%)が最も高く、次いで「結婚したい相手と出会えない」(33.0%)、「自由に時間を使いたい」(32.1%)、「年齢的にもう遅いと思う」(27.7%)、「結婚生活は大変だと思う」(25.9%)という結果に。
男女別にみると、男性では1位「自分の収入が少ない」(33.5%)、2位「結婚したい相手と出会えない」(28.9%)、3位「自由に時間を使いたい」(28.3%)となり、収入面で結婚に踏み切れないという男性が多いよう。他方、女性は1位「自分は結婚に向かないと思う」(38.7%)、2位「結婚したい相手と出会えない」(37.1%)、3位「自由に時間を使いたい」(35.9%)となった。