蒸しタオルの作り方&肌への使い方を紹介! 毛穴ケアのやり方も

• 蒸しタオルの作り方や肌への使い方をご紹介します

｢蒸しタオルを使うと毛穴の汚れって落ちる?｣｢蒸しタオルの肌への効果って何?｣といった疑問をお持ちではないでしょうか?

今回は、蒸しタオルを使った時の肌への効果や、蒸しタオルの使い方を解説します。また、蒸しタオルでスキンケア効果をアップさせる方法も紹介しますので、肌を綺麗にしたいと思っている人は要チェックですよ。

蒸しタオルで期待できる肌効果とは?

• 蒸しタオルを肌に使うとどのような効果があるのでしょうか

ここでは、蒸しタオルの肌への効果を解説します。蒸しタオルが気になっている人は、ぜひチェックしてくださいね。

毛穴の汚れが落ちやすくなる

蒸しタオルを顔にあてることによって毛穴が開き、汚れが落ちやすくなります。 主な毛穴汚れは、皮脂、角質、メイクが混ざり合ったものです。 毛穴に汚れが残ったままだと次第に酸化し、黒ずみの原因にも。

洗顔をする時、肌の汚れを落とそうと、ついつい肌を強くこすってしまう人も、蒸しタオルを使えば肌をこすらず毛穴の汚れを落とすことができます。 クレンジングや洗顔では落としきれない毛穴の汚れも、蒸しタオルを使えば落としやすくなります。

スキンケア効果を高める

蒸しタオルを使い毛穴が開くと、美容成分が肌に馴染みやすくなります。

スキンケアで肌のお手入れをする前に、蒸しタオルで肌の温度を上げておくと硬くなった角質が緩んできます。 肌の温度が上がると、スキンケアの成分が肌に馴染みやすくなるのです。

美容成分や保湿成分が角質層の奥まで浸透すれば、より美容効果が期待できます。 蒸しタオルを使うことで、いつものスキンケア効果を高めることができるでしょう。

血行がよくなる

蒸しタオルで肌を温めると、顔全体の血行がよくなります。 血行がよくなれば肌の新陳代謝が上がり、くすみや目の下のクマの解消にもつながります。

顔の血行が悪くなると肌の新陳代謝が低下し、老廃物が溜まりやすくむくみの原因にも。 肌の新陳代謝がよくなることで肌のターンオーバーも促進され、肌荒れを防ぎエイジングケアにも期待ができます。

蒸しタオルの作り方

• 蒸しタオルの作り方をご紹介します

ここでは、蒸しタオルの作り方をご紹介します。蒸しタオルは簡単に作れるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

電子レンジで温める場合

1.清潔なフェイスタオル、ラップ、耐熱皿を用意する
2.タオルを水に濡らしてから絞る
3.タオルをラップに包み耐熱皿に乗せる
4.電子レンジで40～60秒を目安に温める
5.電子レンジから耐熱皿を取り出し蒸しタオルの熱さを確認する
6.熱さが足りなかったら、もう一度10～20秒ずつ温める

タオルをラップで包むと、まんべんなくタオルを温めることができます。

加熱直後のタオルはとても熱くなっているため、水が滴るくらいタオルが濡れていると水分が垂れて火傷する恐れがあります。 タオルを絞る時は、固すぎず緩すぎない程度で絞ってから電子レンジで温めてくださいね。

おうちにある電子レンジで、何秒温めたらちょうどいい熱さになるのか最初に知っておくと便利です。

お湯で温める場合

1.清潔なフェイスタオル、洗面器を用意する
2.沸かしたお湯、または給湯器50～60℃のお湯を用意する
3.洗面器にお湯を入れる
4.タオルを洗面器に浸ける
5.タオルの端を持って絞る

タオル全体を濡らしてしまうと、絞る時に熱くて火傷する恐れがあります。 上手に絞るには、タオルの端と端を持って中央部分だけお湯に浸けるようにしましょう。 お湯を扱うのでくれぐれも火傷に注意してくださいね。

蒸しタオルの基本的な使い方

• 蒸しタオルの肌への使い方をご紹介します

ここでは、蒸しタオルの基本的な使い方をご紹介します。まずは基本の使い方を覚えてくださいね。

1.クレンジング･洗顔を行う

はじめに、クレンジングや洗顔を行います。 メイクや皮脂が肌についたまま蒸しタオルを肌にあててしまうと、蒸しタオルで開いた毛穴に皮脂や角質、メイクが毛穴に落ちてしまいます。

クレンジングや洗顔をせず蒸しタオルを顔にあてると毛穴に汚れが溜まってしまうため、まずは優しく丁寧にメイクオフをしてくださいね。

2.蒸しタオルを顔にあてる

メイクオフした後に、蒸しタオルを顔にあてていきます。 蒸しタオルが熱すぎないか、ぬるすぎていないか確認してくださいね。 熱すぎる場合は少し冷ましましょう。ぬるすぎたら再度温めます。

顔に蒸しタオルをあてて、タオルが冷めてきたら終わりの合図です。 蒸しタオルをあてている時間は、2～3分が目安になります。

3.スキンケアを行う

蒸しタオルが終わったら、直ぐに化粧水や美容液などで肌のお手入れをしましょう。 肌を温めた直後は、毛穴が開いた状態になっています。 保湿をしっかり行わないと肌が乾燥してしまい、毛穴が開いたままになってしまいます。 美肌を目指すには、スキンケアで肌を整えることが大切です。

蒸しタオルで毛穴の黒ずみを解消する方法

• 蒸しタオルを使った毛穴ケアをご紹介します

ここでは、蒸しタオルを使って気になる毛穴の汚れを解消する効果的な方法をご紹介します。次の一連の流れに沿って蒸しタオルを使い、毛穴の汚れを落としていきましょう。

1.クレンジングだけ行う

まずは、クレンジングだけ行います。洗顔は蒸しタオルの後に行いますので、先にクレンジングだけでメイクオフしてくださいね。

2.蒸しタオルを顔にあてる

クレンジングだけでメイクオフした後に、蒸しタオルをあてていきます。 蒸しタオルが熱すぎないか、ぬるすぎていないか確認してから顔にあててくださいね。 熱すぎる場合は少し冷まし、ぬるすぎたら再度温めます。

顔に蒸しタオルをあてて、冷めてきたら終わりの合図です。 蒸しタオルをあてている時間は、2～3分が目安になります。

3.洗顔を行う

蒸しタオルが終わったら、直ぐに洗顔を行います。 蒸しタオルで開いた毛穴の奥にある汚れまで洗顔で洗い流します。 日頃行っている洗顔では落としきれない汚れを落としていきましょう。

4.しっかりスキンケアを行う

最後にスキンケアで肌を整えていきます。 毛穴の開きが気になる人は、化粧水をしっかり肌に馴染ませていきましょう。 使用する化粧水も毛穴を引き締める成分が配合されたものを使うと、より効果的です。

その後、美容液や乳液、クリーム等でしっかり保湿をしましょう。 保湿をしっかり行うことで、肌表面のキメが整い毛穴が目立たなくなっていきます。

蒸しタオルでスキンケア効果をアップさせる方法

• 蒸しタオルでスキンケア効果をアップさせる方法をご紹介します

ここでは、蒸しタオルを使ってスキンケア効果をアップさせる方法をご紹介します。美肌を目指したい人は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

デコルテまで温める

1.清潔なロングタイプのタオルを用意する
2.レンジor熱めのお湯で蒸しタオルを作る
3.熱さを確認しながら顔からデコルテに向かって蒸しタオルをあてていく
4.冷めてきたら蒸しタオルを外してスキンケアをする

顔だけではなくデコルテまで温めましょう。 デコルテを温めることで肩や首の緊張がほぐれ、よりリラックス効果が生まれます。 さらに、顔と同じくスキンケアによる保湿効果も高まります。 デコルテまで温めるには、ロングタイプのタオルを使うのがおすすめです。

乾燥肌は保湿パック

1.清潔なタオルを用意する
2.クレンジング、洗顔を行う
3.化粧水で肌に水分を与え整える
4.保湿効果が高いクリームorオイルを顔に塗る
5.レンジor熱めのお湯で蒸しタオルを作る
6.蒸しタオルを顔にあててパックする
7.冷めてきたら蒸しタオルを外してスキンケアをする

洗顔した後、化粧水で水分を与えてから保湿効果が高いクリーム、またはオイルのどちらかをたっぷりつけます。 蒸しタオルをあてて肌を温めることにより、肌がしっとりとしてきます。 乾燥で、肌がカサカサだと感じた時は保湿パックがおすすめです。

保湿効果が高いクリーム、またはオイルは、ご自身の肌に合ったものをお使いくださいね。

蒸しタオル後は素早くスキンケア

1.蒸しタオルが冷めてきたら顔から外す
2.直ぐにたっぷりの化粧水を肌に入れ込む
3.美容液や乳液を肌に入れ込む
4.保湿成分配合のクリームを顔からデコルテまでつけていく

蒸しタオルをあてた肌は、毛穴が開いた状態になっています。 素早く化粧水を入れ込み、化粧水が肌に馴染んできてから美容液を肌に入れ込むと、角質の奥まで浸透しやすくなります。 スキンケアをしっかり行わないと毛穴が開いたままになり、黒ずみの原因になってしまう恐れも。 蒸しタオルを外したら、なるべく早くスキンケアで肌を整えてくださいね。

スキンケアの順番は、お使いになっているメーカーによって使用方法が違いますので、説明書を参考に正しい順番で行ってくださいね。

蒸しタオルを使う時の注意点

• 蒸しタオルを使うときの注意点をご紹介します

ここでは、蒸しタオルを使う時の注意点を解説します。蒸しタオルは、間違った使い方をすると逆効果になる恐れがありますので、必ずチェックしてくださいね。

大人ニキビができている･肌荒れしている時にはやらない

大人ニキビができている時や肌荒れしている時には、蒸しタオルを行わないでください。 主に20歳を過ぎからできる大人ニキビの肌状態は、毛穴やその周辺に炎症が起きています。 肌が炎症を起こしている時に熱めの蒸しタオルをあててしまうと、さらに炎症し大人ニキビが悪化してしまう恐れがあります。

また、肌が荒れている時は、肌表面が敏感になっています。 そこへ熱い蒸しタオルをあててしまうと、肌に負担と刺激が加わり悪化の原因にも。 大人ニキビができている時や肌が敏感になっている時には、蒸しタオルを使わないでくださいね。

毎日蒸しタオルを使うのはNG

蒸しタオルは毎日は使わないようにしましょう。 毛穴の汚れが気になったり、蒸しタオルを顔にあてるとリラックスできたりするので、毎日使いたくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、毎日蒸しタオルを顔にあてていると、必要な皮脂まで落としてしまうことがあります。必要な皮脂まで落としてしまうと、肌が乾燥し肌表面のバリア機能の低下につながります。

蒸しタオルを毎日使用すると、肌に負担がかかり逆効果になってしまうことがあるため、蒸しタオルを使うのは週に1～2回までにしてくださいね。

蒸しタオルを使った後の肌のお手入れを怠らない

蒸しタオルを使った後は、スキンケアで肌のお手入れをしっかり行いましょう。 肌を保湿するために、蒸しタオルを使った直後は化粧水で肌を整えていきます。 蒸しタオルを使った後、肌が潤っているように感じていても肌の水分量は時間と共に蒸発してしまいます。

正しいスキンケアを行わないと、肌が乾燥したりゴワついたりする原因になることも。 化粧水や美容液、保湿クリームを使ってしっかり保湿を行ってくださいね。

蒸しタオルで素肌美人を目指しましょう!

今回は、蒸しタオルを使ったときの肌への効果や、蒸しタオルを使った毛穴の汚れを落とす方法を解説しました。また、蒸しタオルを使ってスキンケア効果をアップさせる方法も紹介したので、この記事を参考に蒸しタオルを上手に使って、素肌美人を目指してくださいね。