ジブラルタ生命保険は12月22日、「おひとりさまに関する調査2022」の結果を発表した。調査は10月27日~11月9日、20歳~69歳の未婚男女4,700名(有効回答から、各都道府県で男女・年代が均等になるように抽出)を対象にインターネットで行われた。

  • おひとりさまの現在の貯蓄額

    おひとりさまの現在の貯蓄額

現在の貯蓄額を聞いたところ、「0万円(ない)」(23.1%)が最も多く、次いで「50万円未満」(13.7%)、「100万円~200万円未満」(13.8%)、「500万円~1,000万円未満」(11.2%)と続き、平均は707万円という結果に。

男女別にみると、男性は平均735万円、女性は平均680万円。さらに、男女年代別にみると、男性は「20代」が118万円、「30代」が380万円、「40代」が655万円、「50代」が856万円、「60代」が1,668万円となり、一方女性は、「20代」が144万円、「30代」が405万円、「40代」が707万円、「50代」が775万円、「60代」が1,366万円となった。

また、都道府県別では、1位「石川県」(1,303万円)、2位「埼玉県」(1,170万円)、3位「神奈川県」(1,147万円)、4位「東京都」(1,114万円)、5位「奈良県」(994万円)となった。

  • 老後に備えてリタイアまでに準備したいお金

    老後に備えてリタイアまでに準備したいお金

一方、老後に備えてリタイアまでに準備したいお金については、「1,000万円~2,000万円未満」(21.7%)と「2,000万円~3,000万円未満」(21.6%)に多くの回答が集まり、平均では2,294万円という結果に。男女別にみると、男性は2,530万円、女性は2,057万円となった。

また、都道府県別にみると、1位「神奈川県」(3,268万円)、2位「奈良県」(2,879万円)、3位「千葉県」(2,852万円)、4位「東京都」(2,787万円)、5位「静岡県」(2,771万円)となり、男女別では、男性1位が「鳥取県」(3,968万円)、女性1位が「奈良県」(2,990万円)だった。

  • 将来への不安について

    将来への不安について

次に、将来についてどのような不安を感じているかを聞いたところ、「老後の生活費」(44.6%)が最も高く、次いで「自身の病気」(38.9%)、「親の介護」(30.4%)、「老後の住居」(23.7%)、「自身の遺品整理」(23.5%)という結果に。

性年代別の特徴をみると、多くの層で「老後の生活費」が1位となったほか、20代男性では「仕事」が1位、60代男女は「自身の病気」が1位に。また、20代女性と30代女性では「妊娠・出産のリミット」が上位に挙がった。