ビースタイル ホールディングスが運営する調査機関『しゅふJOB総研』は、"仕事選びのスタンス"をテーマに実施した、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層へのアンケート調査結果を12月21日に発表した。調査は11月18日〜12月2日、601人を対象にインターネットにて行われたもの。
まず、2022年において仕事選びの希望条件に対するスタンスについて聞いたところ、45.9%が「希望条件にこだわるかどうかはケースバイケース」、44.3%が「仕事に就くことよりも、希望条件にこだわった」と回答。「仕事に就くことを優先し、希望条件にはこだわらなかった」と答えたのは9.8%であった。
仕事選びで重視する希望条件について尋ねると、「勤務時間」が81.4%で最も多く、次いで「勤務場所」が74.7%、「勤務日数」が68.4%で続いた。
2023年の仕事選びのスタンスはどのようになりそうか聞いてみると、「希望条件にこだわるかどうかはケースバイケース」が47.1%、「仕事に就くことよりも、希望条件にこだわりそう」が45.4%、「仕事に就くことを優先し、希望条件にはこだわらなくなりそう」は7.5%となった。
世帯年収別で見ると、500万円未満の層では「仕事に就くことを優先し、希望条件にはこだわらなくなりそう」の回答が1割超となっている。
仕事選びで重視する希望条件を、2023年の仕事探しスタンス別で比較してみると、希望条件にこだわる層は「勤務時間」や「勤務日数」「在宅勤務などテレワーク」が他の層より多いほか「職種や職務内容」は半数を下回っている。