Hajimariは12月21日、2022年のフリーランス活用動向レポートと、2023年のフリーランス活用動向予測を発表した。なお、同レポート・動向予測は4月~12月の期間、ITフリーランスと企業のマッチングサービス「ITプロパートナーズ」「マーケティングプロパートナーズ」を利用する企業・ユーザーのデータ調査に基づいて作成されている。
まず、企業あたりのフリーランス活用人数を見ると、利用企業のうち7割以上が2人以上のフリーランスを活用しており、組織内におけるフリーランス活用が広がっている傾向が顕著に見られるという。
サービス利用企業のうち、90%はリモートワークを許容していることも分かった。2020年のコロナ禍以降、急速にリモートワーク体制が整ったという背景もあり、サービスユーザーにもリモートワーク前提の案件を希望する傾向も見られる。
また、リモートワークを許容する企業の増加もあり、ユーザーの中には地方に在住する人も増えている。地方人材の活用は、人材不足の解消や地方創生の観点からも今後増加していくと考えられるとのこと。
フリーランスの中には、自分自身の事業や起業準備、子育てや介護といった家庭の事情と仕事を両立するため、週2日〜4日で稼働するケースも半数を超えている。
優秀なフリーランスに妥当な業務を任せることができれば、稼働する時間に関わらず高いパフォーマンスを出すことが可能となり、企業にとっても適切な分量の業務を任せることができ、正社員採用時に比べて余分なコストをカットすることができるという。