アスマークは12月21日、「スポーツジム・フィットネスクラブに関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は12月5日~12日、全国の20~50代男女400人(会員制運動施設の利用未経験者、利用意向者)を対象に、インターネットで実施した。
現在の会員制運動施設(スポーツジム・フィットネスクラブ)の入会意向を尋ねたところ、10.1%が「具体的ではないが、入会したいと思っている」と回答した。
会員制運動施設を利用したい目的は、8割近くが「運動不足解消・健康維持」と答えている。男性は「筋トレ」、女性は「ダイエット・シェイプアップ」でそれぞれ6割以上を占めた。年代別でみると、40代以上で「運動不足解消・健康維持」を目的とする傾向が高く、30代は他の年代と比べ「ストレス解消」を目的とする傾向が高かった。
会員制運動施設を選ぶ基準に当てはまるものを聞くと、8割以上が「値段」を重視し、「立地」「営業時間」と続いた。男女別に見ると、「立地」「館内の清潔さ・リラクゼーション施設の充実度」「スタッフの応対・サポート」「スクール・プログラムメニュー等の充実度」は、男性より女性が重要視している傾向にある。
会員制運動施設へ通いたい曜日を尋ねると、30代~40代男性は「土曜日」「日曜日」が高く、30代女性と50代女性は月曜日~金曜日の平日に行く傾向が高かった。20代女性は「通いたい曜日は決まっていない」が7割近くを占めている。
平日に会員制運動施設へ通いたい時間帯を聞くと、男性では18:00~21:59の時間に集中し、女性は9:00~17:59の時間に集中している。土日に会員制運動施設へ通いたい時間では、平日に比べると、男女間で利用時間の差はさほどみられなかった。
現在会員制運動施設に入会していない理由を尋ねると、全体では「初めてでよくわからない」が最も高く4割以上を占めた。次いで、「継続する自信がない」「通うのが面倒」となっている。
性別×年代でみると、20代男性と50代男性は「通う時間が無い」が高く、30代男性は「生活圏内に施設が無い」が高かった。20代女性は「初めてでよくわからない」、40代女性は「継続する自信がない」「インストラクターに苦手意識がある」、50代女性は「通うのが面倒」が高い傾向にある。