auは12月22日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS sense7 SHG10」にソフトウェアアップデートの配信を開始した。
「AQUOS sense7」は9月26日に発表されたミドルレンジスマートフォン。メインカメラに1/1.55インチの大型イメージセンサーとフラッグシップ機「AQUOS R7」の技術を応用した新画質エンジン「ProPix4」を採用。像面位相差AFにより、合焦速度も従来機の約2倍に高速化している。なお、前モデルに搭載されていた望遠カメラは割愛され、二眼構成となっている。
今回のアップデート内容は次の2点。
- カメラの画質改善(後述)
- セキュリティの改善。Androidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルが2022年11月となる。セキュリティアップデートの細かい内容は「Androidのセキュリティに関する公開情報 - 2022年11月」を参照のこと。このほか、製品をより快適に利用できるようにするための改善が含まれる。
アップデート対象はAndroid 12。アップデートファイルサイズは110MBで、更新時間は約30分。アップデート後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は、「01.00.038」となる。
アップデートに伴う画質の改善ポイントは以下のようなもの。
料理撮影の画質改善
料理シーンにおける露出やサイドを調整し、より明るく、おいしそうに撮れるように改善しているという。
屋外撮影の画質改善
明るい屋外での撮影において、コントラストを調整し、より自然な青空を撮影できるよう改善している。
夜景撮影の画質改善
夜景撮影において、まれに写真が緑味がかる場合があったところ、色ムラとホワイトバランスを改善した。
暗所のビデオ画質改善
暗所でビデオ撮影した時のノイズを低減し、画質を改善した。
インカメラの暗所の画質改善
暗所においてインカメラで顔を撮影した時のノイズ低減を行い、画質を改善している。