コロナは12月20日、「雪の日にエアコンから温風が出ない」場合の対処法について発表した。あわせて「冬のエアコン使用のコツ」についても解説している。
「降雪時にエアコンを使用している中、温風が出なくなった」という経験を持つ人も多いだろう。同社では、その原因として、室外機の周りに雪が積もり、室外機の吸込口・吹出口を塞いでしまっていることが考えられるとしている。
室外機の周囲に雪が積もり、吸込口・吹出口を塞いでしまうと、空気を効率的に吸い込んだり、熱を含んだ屋外の空気を効率よく取り込むことができなくなる。そのためエアコンの性能が低下し、電気代が高くなるだけでなく、暖房運転が停止してしまう可能性もあるとのこと。
同社では、降雪時、温風が出なくなることを防ぐために、室外機周りを除雪することをすすめている。除雪は、室外機の周りに30~40cm程度雪が積もったら行うとよいという。
また、室外機の雪かきを行う前には、エアコンの電源をオフにすること、雪かきは室外機の周囲30cm程度行うことも大事なポイント。室外機の上に積もった雪は、氷結や落下により吹出口や吸込口を塞いでしまう可能性があるため、取り除くことも大事だという。
冬にエアコン使用する際は、室温がむらにならないように風向を調節することを心がける。暖房時、温風は下向きに吹き出すようにすると部屋の温度が均一になりやすい。また、温かい空気は部屋の上にたまりやすいので、サーキュレーターを併用して空気を循環させるのも効果的とのこと。