グルメイノベーションは12月13日、ラーメン通販サイト「宅麺.com」の年間売上ランキング「第12回 お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」の結果を発表した。
「お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」は、「宅麺.com」が販売する340種類以上のお取り寄せラーメンの中から、毎年1年間で最も売れた商品を部門別のランキング形式で発表するアワード。
今回は、2021年11月1日~2022年10月31日までの出荷データを基に、大賞6商品、部門賞36商品、新人賞12商品(部門賞との重複を含む)を決定した。
大賞6商品は下記のとおり。
総合大賞は、元祖スタミナ満点らーめん すず鬼の「スタ満ソバ」(東京都三鷹市)。数々の人気ラーメン店の立ち上げやプロデュースに携わってきた鈴木信介氏が2019年にオープンした店舗の看板メニューで、ゴロゴロと⼊った角切り豚肉をはじめとした具材のボリュームと背徳感のある味わいが人気を集めた。
新人大賞は、豚星。の「小ラーメン」(神奈川県川崎市)だった。早朝のモーニング営業から行列ができるラーメン店で、醤油が立った豚骨スープにもっちりとした自家製極太麺がマッチする味わいが特長。麺は1人前で300gものボリュームがあり、自宅では家族と⼀緒に分けて食べるという人も多いという。
ラーメン大賞は、荻窪中華そば 春木屋の「中華そば」(東京都杉並区)。70年以上の間、東京・荻窪で愛されてきた中華そばで、創業以来、味の幹は変えずに、訪れる人には気づかれないほどのマイナーチェンジを続けている。「変わらないために変わり続ける」を体現する老舗の伝統と誇りの味が楽しめる。
つけ麺大賞は、元祖スタミナ満点らーめん すず鬼の「大盛つけ満」(東京都三鷹市)だった。「宅麺.com」No.1の麺量400gを誇るボリューム満点なつけ麺は、ジャンクで中毒性の高い味わいはそのままに、食欲を増進させる少し酸味の加わったスープが特長。好みで刻みニンニクやすりおろし生姜を加えると、店の味をより厳密に再現することができるという。
まぜそば大賞は、2年連続でscLaboの「濃厚煮干しまぜそば」(千葉県千葉市)が選ばれた。店主の池田将太郎氏は、フランス留学中にミシュラン星付き店を含む数店舗を渡り歩いたフレンチ出身シェフ。同商品には、上質な煮干しを厳選して使用しており、その旨味だけを抽出したタレが濃厚な味わいと品のある余韻を生み出している。
インスパイア大賞は、ちばからの「らーめん」(千葉県市原市)だった。「絶対に人の真似をしない」という先代店主の故長谷川誠⼀氏が生み出したオリジナリティ溢れる二⼆郎インスパイア系ラーメンで、大量の豚骨や豚肉、野菜の旨みが溶け出した粘度の高い乳化スープにファンが多いという。