サッカーは、世界中の人を熱狂させているスポーツの一つ。W杯や国内外のリーグなどでも、これまで多くのサッカー選手がすばらしいプレーや名言を残してきました。

本記事では、現在・過去に活躍したサッカー選手が発した心に響く名言を紹介します。また、人気のサッカー漫画に登場したかっこいい名言もあわせて紹介しますので、悩んだときや勇気が欲しいときなどにぜひ活用してください。

  • 海外サッカー選手の名言7選

    サッカー選手のかっこいい名言や人気のサッカー漫画の心に響く名言を紹介します

海外サッカー界のレジェンドの名言

ドイツのブンデスリーガやイングランドのプレミアリーグ、イタリアのセリエA……。これらの海外サッカーリーグで活躍するトッププレイヤーたちは卓越した技術とセンスでファンを魅了し、「世界最高のサッカー選手」などと称されることもあります。

例えば、2022年のW杯カタール大会で悲願の初優勝を果たしたアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手。メッシ選手は他にもバロンドールやUEFAチャンピオンズリーグなどサッカー選手としての主要タイトルを軒並み獲得しており、所属するパリ・サンジェルマンから日本円にして30億とも40億とも言われている年俸を手にしています。

まさに世界最高峰のスター選手と言えますが、今の地位を獲得するまでにさまざまな努力や研鑽を重ねてきています。そして、それはプロで活躍するサッカー選手の多くに共通しています。だからこそ、その過程でたくさんの名言が生まれているのです。

ここからは、海外のサッカー選手の名言を7つ紹介しますので、悩んだり壁にぶつかったりしたときに参考にしてください。

  • 海外サッカー選手の名言7選

    多くの海外サッカー選手が心に刺さる名言を残しています

リオネル・メッシの名言

努力すれば報われる? 違う。報われるまで努力するんだ。

アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手の名言です。世界最高のサッカー選手と称されることも多い彼は才能豊かな選手ですが、この言葉から相当な努力を続けてきたことがうかがえます。

才能がある人とつい比べたりなかなか努力が報われなかったりするときにぜひ思い出したい言葉です。

ディエゴ・マラドーナの名言

人生はサッカーであり、サッカーこそが人生。

ディエゴ・マラドーナ氏はワールドカップへ4度出場し、選手引退後はアルゼンチン代表の監督も務めた人物です。

15歳でプロデビューして以来、さまざまな伝説を作ってきたマラドーナ氏ですが、国際サッカー連盟より15カ月間の出場停止処分を受けるなど、順風満帆なときばかりではありませんでした。

それでもサッカーに関わり続けた彼の言葉には考えさせられるものがあり、人生において一つのことに熱中する大切さを教えてくれます。

ネイマールの名言

僕らは敗北からたくさんのことを学んだんだ。勝者になるためにね。

ブラジルのサンパウロ州出身で、超絶テクニックやスーパープレーなどで知られるネイマール選手。18歳で代表デビューし、2016年のリオ五輪での金メダル獲得に貢献するなど才能にあふれた選手ですが、挫折や敗北を乗り越えたうえで勝者になったことがよくわかる名言です。

なかなか結果が出ずモチベーションが下がっているときなどに、ぜひ思い出したい言葉でしょう。

ペレの名言

自分が世界一だなんて決して言わないこと。それはほかの人に言わせればいい。

「サッカーの神様」や「サッカーの王様」と称され、ワールドカップを3回制覇した実績も誇るペレ氏。

サッカー選手としての功績はもちろん、ボランティア活動などに関しても多くの勲章を授かっているペレ氏ですが、自分に慢心することなく活動してきた様子がうかがえます。自分を過信することなく、謙虚な気持ちを持つ大切さを教えてくれる名言です。

イニエスタの名言

僕の義務はどんなポジションに置かれようと、最大限のパフォーマンスを発揮することだ。

ボランチからウイングまで、複数のポジションをこなすイニエスタ選手。この名言は、彼がどのような状況であっても自分ができる最大限の働きをしてきたことを感じさせるものです。

ビジネスシーンや日々の生活などにおいても活かせる名言のため、座右の銘として大切にするのもいいでしょう。

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クリスティアーノ・ロナウドの名言

サッカーに限界などない。限界がないからこそ今の自分がいる。

クリスティアーノ・ロナウド選手は、2年連続でFIFAバロンドールを受賞したり、レアル・マドリードの最多得点記録を更新したりするなど、輝かしい実績を誇る選手です。

この名言からは、彼が限界を定めずこれまでさまざまな努力や挑戦をし続けてきたことが伝わってきます。現状に満足しがちだという人は、モットーとして心に留めておいてはいかがでしょうか。

デビッド・ベッカムの名言

人生において勝利を得る方法はいろいろとある。しかし、苦労を伴わずしてそれを得ることはできない。

高い知名度と容姿端麗さからモデルやタレントとしても活動してきたデビッド・ベッカム氏。華やかなイメージのある同氏ですが、この言葉からほかのサッカー選手同様さまざまな苦労をしたことがうかがえます。

成功しようと思うとなにかしらの苦労が伴うものであることを教えてくれるこの名言は、ビジネスシーンやほかのスポーツなどにおいても活かせるでしょう。

日本人サッカー選手の名言

サッカー界で名プレーや名言を残しているのは、海外のサッカー選手だけではありません。母国を離れ海外のクラブで挑戦したり、国際大会などで華々しい活躍を見せたりした日本のサッカー選手も、心に響く多くの名言を生み出しています。

ここからは、日本人サッカー選手の名言を6つ紹介していきます。

  • 日本人サッカー選手の名言6選

    世界の舞台で活躍した日本人サッカー選手も多くの名言を残しています

三浦知良の名言

あきらめる理由を探すんじゃなくて、あきらめない理由を探せ。

三浦知良選手は「キング・カズ」と呼ばれ、日本人プレーヤーのスキル向上に貢献した国内のレジェンド選手です。この名言は50歳を超えた今でも現役を続けている三浦選手らしい言葉で、励まされる人も多いのではないでしょうか。

自分に負けてしまいそうなときや、ギブアップしたくなったときなどに思い出したい名言です。

中田英寿の名言

基本があれば1を100にすることだってできる。

日本を代表するミッドフィルダーとして活躍し、数々の世界大会で抜群の存在感を示してきた中田英寿氏。輝かしい実績を誇る日本サッカー界のレジェンド選手ですが、この名言から基礎や基本を重要視してきたことがうかがえます。

超一流の選手も基本を大切にしているという事実は、仕事や勉強などにおいて基礎を重要視することの大事さを私たちに教えてくれるでしょう。

本田圭佑の名言

俺なんて全然、天才タイプじゃないし。それで才能がないから諦めろなんて言われたら、どんだけの人が一瞬で諦めなきゃあかんねん。

イタリアの名門クラブ「ACミラン」で10番を背負ってプレーし、国際大会でも数々の活躍を見せた本田圭佑選手。弱音を吐かず強気な発言をする本田選手の言葉には力があり、心を動かされる人も多いでしょう。

つい自分を卑下したり他人の才能を羨んだりする人は、座右の銘としてこの名言を心に留めておいてはいかがでしょうか。

香川真司の名言

常に俺はね「絶対に最後見とけよ!」と思っている。今は負けているかもしれないけど、コツコツと差を縮めて絶対に追い抜いてやるという気持ちは、中学校のころから持っている。

香川真司選手は、巧みなドリブルや積極的な攻撃などで知られる選手で、ドイツのドルトムントなどでこれまでに数多くの功績を残してきました。その裏には、悔しさもバネにする向上心や反骨精神があったことがこの名言から伝わります。

努力してもなかなか結果が出ないときや、モチベーションを保つのが難しいときなどに思い出したい名言です。

長友佑都の名言

夢が実現しなくても、努力した後には成長した自分が待っている。

イタリアの名門クラブ・インテル・ミラノでプレーし、AFC年間国際最優秀選手賞の受賞や、4度のW杯出場を果たしたことなどで知られる長友佑都選手。

中学校入学時にジュニアユースの入団テストで不合格になったり、無名選手のまま高校を卒業したりと、サッカー人生の中でいつも夢や目標が叶ったわけではありませんでした。

それでも努力し続けたからこそ現在の長友選手があり、そんな彼が残したこの名言には心を動かされるものがあります。

吉田麻也の名言

歴史変えてきたやつは絶対勇気を持って前進してきたやつだけだからな。今日俺たちが歴史を変えよう。

2022年時点でドイツの「シャルケ04」に所属し、日本代表のキャプテンを務めた経験を持つ吉田麻也選手の名言です。この発言は2022年のW杯カタール大会で格上の強豪国・ドイツと闘う直前に吉田選手がイレブンを鼓舞するために発しました。

いついかなるときでも己を信じ抜き、前を向き続けてきた者のみが偉業を成し遂げられることを教えてくれる名言です。

やる気が出る!かっこいい!! サッカー漫画の名言

世界的な人気を誇るサッカーは、これまで多くの漫画で題材にされており、心に刺さる名言が生まれているものも少なくはありません。ここからは有名なサッカー漫画の名言を紹介します。

  • サッカー漫画の名言2選

    サッカーに関連する名言はサッカーを題材にした漫画でも生まれています

『キャプテン翼』の名言

のこった10人ひとりひとりがいつもより少しがんばれば 一・一倍がんばれば10人でひとり分できるんだ

スポーツ漫画の不朽の名作『キャプテン翼』に登場する名言です。

誰か1人がミスをしたとしても、他のメンバーの「普段より少しだけ大きい頑張り」によってそのミスをカバーできることを表しています。チームワークの大切さに気づかせてくれる名言ですね。

『アオアシ』の名言

逃げたらどこにもたどり着けんす

2022年にNHK Eテレにてアニメ放送が開始された『アオアシ』の作中に出てくる名言です。

多くの人は嫌なことや面倒なことに直面したら逃げ出したいはずです。でも、そういったことから逃げてばかりいては、何も成し遂げられないということを短いながらも鋭く説いています。

『DAYS』の名言

「人が本気で挑戦して努力して、成せないことなんてこの世には何一つない! 途中で挑戦をやめるからまるで失敗したように映るんだ」

『週刊少年マガジン』で約7年半にわたり連載され、テレビアニメ化もされた漫画『DAYS』に登場した名言です。

大人が聞いたら「そんなことはない」などと反論したくなるほど真っすぐな言葉です。ただ、この後半の部分にはとても説得力があります。さまざまな経験をしてしまっている大人だからこそ途中であきらめてしまいがちですが、最後まで挑戦し続けることが重要だということでしょうね。

『ブルーロック』の名言

絶体絶命ってやつはビビる局面(とこ)じゃない! ワクワクする舞台(とこ)!!

2022年10月にTVアニメ化放送が開始したサッカー漫画『ブルーロック』。この名言は、負ければサッカー人生が終了するという局面で、登場人物の蜂楽廻(ばちらめぐる)が発したものです。

追い詰められた状態では誰もが萎縮してしまうものですが、そんな状態を楽しんでこそ限界を突破できることもあります。不利な状況にも打ち勝ちたいというときは、この名言を思い出してみてはいかがでしょうか。

短いフレーズでも心に刺さるサッカー選手たちの言葉を紹介しました

サッカー選手は数々の経験や挫折などを経て、さまざまな名言を残しています。サッカーをしている人にはもちろん、これまでサッカーに関わりがなかった人の心にも響くため、座右の銘にできるものも多いでしょう。

海外や日本人サッカー選手の名言、またサッカー漫画のやる気が出る名言なども知っておき、悩んだときや困難に直面したときの糧にしましょう。