実業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏は12月21日、Twitter社のCEOを辞任する意向を示した。辞任後は、同社のソフトウェアとサーバーのチームを指揮するとコメントしている。
I will resign as CEO as soon as I find someone foolish enough to take the job! After that, I will just run the software & servers teams.
— Elon Musk (@elonmusk) December 21, 2022
マスク氏は先日、「Twitter社のCEOを辞任すべきかどうか」を問うTwitter投票を実施し、「投票の結果に従う」とコメントしていた。この投票は、最終的に1,750万人以上のユーザーが投票を行い、57.5%が「辞任に賛成」、42.5%が「辞任に反対」という結果となっていた。
この結果を受けてマスク氏は「この仕事を引き受けてくれる愚かな人を見つけ次第、CEOを辞任するつもり」と発言。CEOを辞任後も、ソフトウェアとサーバーのチームの指揮には携わるとしている。
マスク氏は、今回の進退を問う投票以前から、Twitter社のCEOを後任に譲る意向を示していたという。既に投票前から後任探しを開始していたという報道もある。
後任候補としては、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏や、Facebookの元最高執行責任者シェリル・サンドバーグ氏などの名前が挙がっている。ただし、後任が見つかり、マスク氏がCEOを辞任しても、マスク氏は同社のオーナーであり、実際のところは、Twitterの最終的な意思決定者であることに変わりはないと見られる。
ネット上では「後任が見つからないパターンだな」「シャドウバンとかTLゴチャゴチャしてたやーつ炙り出し追い出しには感謝しとるんやで」「株持ってるから関係ないんだよな」などの声が寄せられた。