7人組アーティスト・7ORDERの安井謙太郎と萩谷慧悟が出演するTSKさんいん中央テレビの特番『結び農縁 MUSUBI KNOW EN』が、30日(16:15~ ※島根・鳥取ローカル)・31日(15:15~ ※同)に放送される。

  • 萩谷慧悟(左)と安井謙太郎

安井と萩谷が農業と出会う同番組。舞台は島根県と鳥取県の県境、中海に浮かぶ小さな島「大根島」だ。夏休みに島根を初めて訪れた2人は、豊かな自然と心優しい人々との触れ合いに魅了される。ここで学び、感じ、挑戦し、新たなライフスタイルを探すべく、出会った地元農家の人たちの協力で農業にチャレンジする。

都会生まれ、都会育ちの2人にとって、農作業や、収穫した野菜の美味しさ、田舎暮らしなど全てが初めての体験。徐々に広がっていく地元の人たちとの交流の環、農業の楽しさや大変さを知っていく2人の姿を追っていく。

今回はシリーズ第1弾として2話を放送、TSKさんいん中央テレビでは、不定期で続編を放送予定となっている。

地上波放送後はTVerなどで配信予定。番組のYouTubeチャンネルでは、放送予定の地上波番組の一部を別バージョンの動画で毎週先行公開している。

コメントは、以下の通り。

■安井謙太郎(7ORDER)
ここ数ヶ月大根島では、自分の心の中にある、なにか触れたことのない部分を刺激されるような時間を過ごさせていただいております。都会で生まれ、都会で育った僕は、家で虫が出るだけでどうしていいかわからなくなってしまいます。そんな僕が、大根島の方々との触れ合いを通して感じ、学んだ、農業の大変さ、楽しさ、そして耕作放棄地などの現実的に向き合わなければいけない問題など、包み隠すことなくすべてをお見せできる番組になっています。この番組で大根島、農業のことが少しでも多くの人に届けられたらと思います。

■萩谷慧悟(7ORDER)
月に1回程度の頻度で訪れている大根島。お会いする方々が、とても温かく迎えてくださっていることもあり、すでに第二の故郷のように感じ始めています。都会で仕事をし、生活をしていると、知らぬうちに忘れてしまう地域での人との繋がりや人の温かさを、大根島の方々が思い出させてくれました。もちろん楽しいことばかりではないことは、この数日間で自分たちも目の当たりにして、そんな大変なことや現在の農業に携わる人たちがかかえている問題を、この番組を通して大根島の魅力とともに伝えていけたら良いなと思っています。

■ディレクター:伊田徹平氏(スタジオニコフィルム)
大根島は、江戸時代から雲州人参(高麗人参)の栽培が盛んで、かつては松江藩の財政を支えるほどの一大産地でした。現在は地方共通の課題でもある少子高齢化による担い手不足で耕作放棄地も多くなっています。しかし、故郷を次世代に繋いでいこうと様々な取り組みを始めている人たちもいます。安井さん、萩谷さんが知り合い協力してくれる師匠方は本当に明るく、前向きに農業や事業に取り組み、日々の暮らしを楽しんでいます。そんな人々と安井さん、萩谷さんとの触れ合いが番組の見どころの一つになっています。都会生まれ都会育ちの2人が地方の自然や農業、暮らしに触れ、発見してくれる驚きや感動。また、大根島で流れていく、温かく優しい空気感は、見る人の住む場所や年代を選ばず「共感」して貰えるのではないかと期待しています。農業を通して成長していく安井さん、萩谷さん、そして大根島を今後も番組で追っていきます。

■プロデューサー:TSKさんいん中央テレビ・古川淳コンテンツプロデュース局長
当番組は、TSKさんいん中央テレビとして新たな試みとなる制作手法のコンテンツです。若年層のテレビ離れが進む中、地方局として地域の情報や地域の魅力、価値をどう発信して行き、より多くの人に伝えるかという事は大きな課題です。今回のコンテンツは普段テレビをあまり見なくなっている世代にも届けるため、地上波の放送より前に、素材をシーンごとに切り分け、別編集した5分程度の動画をYouTubeで先に公開しています。地上波版は全体の流れを含めたストリーが分かる30分の別バージョンとして構成し、山陰エリアでの放送に加えTVerなどでの配信も行っていきます。農業・地方がテーマの番組が、安井さん萩谷さんの愛されるキャラクターと、新たな試みにより、地元はもちろん全国のより多くの方々の目に止まるコンテンツとなって欲しいと考えています。