アイ・オー・データ機器は12月21日、最大160Hzの高リフレッシュレートに対応する27型4Kゲーミングディスプレイ「LCD-GCU271HXAB」を発表した。2023年1月下旬に発売する。価格はオープンで、直販価格は120,780円。

  • アイ・オー・データ、オーディオミキサー機能付きの27型4K/160Hzディスプレイ

ゲーミングディスプレイ「GigaCrysta」シリーズの新製品。160Hzのリフレッシュレートに対応し、解像度は33,840×2,160ドットの4K。HDMI2.1で規定されるVRR(可変リフレッシュレート)機能を搭載している。4K/120Hzもサポートするので、PS5のスペックを最大限に活かした画面表示が可能だ。

広視野角のAHVAパネルを採用し、オーバードライブ機能で応答速度1msを達成。動きの早いシーンの残像感を低減して、くっきりとした映像を表示する。グラフィックの再現性を犠牲にして、限界まで応答速度を追求した「バーストモード」も備える。DisplayHDR 400も取得しているので、HDR対応のゲームや映像をよりダイナミックに表示し、白飛びや黒つぶれのない広い空間の色表現を楽しめる。

ゲーミング機能として、外部機器なしでゲーム機やPCの音とスマートフォンの音声をミックスして出力するオーディオミキサー機能「GC Mixer」を搭載。スマートフォンでボイスチャットしながらのゲームをプレイできる。「Night Clear Vision」では、ゲームの暗いシーンを鮮明に表示。暗いシーンのみを自動で判別して明るい効果をかける「自動調整」機能も搭載する。

  • オーディオミキサー「GC Mixer」搭載

高画質機能は、映像にメリハリをつけつつ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、低解像度の映像を美しく再現する「超解像技術」。眼精疲労対策として、フリッカーレス設計と、5段階でブルーライトを低減させるブルーリダクション2を採用する。

スタンドは柔軟な位置調整が可能。可動範囲は、チルトが上20度 / 下3度、スーイベルが左65度 / 右65度、高さ調整が110mm、ピボット(回転)が左右90度。イルミネーション機能により、本体背面の「GigaCrysta」のロゴとバーも発光する。2W+2WのスピーカーとUSB 2.0対応のハブポートも2基も装備。

主な仕様は、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が1ms(160Hz/オーバードライブレベル3)。映像入力インタフェースはUSB Type-C×1、HDMI×2、DisplayPort×1。VESAマウントは100×100mmに対応する。本体サイズは約W613×D231×H427~537mm、重さは約7.1kg(スタンドあり)。