保険マンモスは12月20日、「お小遣いに関する調査」の結果を発表した。調査は9月15日~16日、お小遣い事情について答えてくれた20代~60代までの既婚女性300名(うち97名が子どもなし)を対象にインターネットで行われた。

  • お小遣い制の決め方

    お小遣い制の決め方

調査によると、「お小遣い制を導入している」家庭は167人(300人中)。内訳は、「夫のみお小遣い制を採用している」が75人、「夫婦それぞれがお小遣い制を採用している」が78人という結果に。

お小遣い制の決め方については、「結婚前・結婚後に2人で話し合って決めた」(67%)と、2人で決めた人が7割近くとなったなか、最も少なかった回答は「夫が決めた」で15%だった。

  • 夫のお小遣い

    夫のお小遣い

続いて、夫のお小遣いの金額を教えてもらったところ、月平均「20,000円以上~30,000円未満」が最も多く、次いで「10,000円以上~20,000円未満」、「30,000円以上~40,000円未満」と続き、1ヵ月30日で計算すると、1日あたりの予算は「約700円~1,000円程度」の家庭が多いことが明らかに。

また、夫のお小遣いに大きな影響を与える日々の「昼食代」について聞いたところ、お小遣いをもらっている夫153人中、お小遣いに「毎日の昼食代が含まれている」という人は72人(47%)という結果に。たとえ月に30,000円以上のお小遣いをもらっていたとしても、そこから日々の昼食代を賄おうと思うと、決して楽な状況ではなく、日々上手くやりくりされているよう。

しかしながら、妻に「夫のお小遣いに対する本音」を聞くと、実に70%が「このままの金額で良い」と回答。さらに、2割が「減らしたい」(19%)と考えていることがわかった。

  • 妻が自由に使えるお金

    妻が自由に使えるお金

次に、妻が自由に使えるお金について聴取したところ、妻の場合はお小遣い制ではなく「毎月の金額は特に決めていない」(125人)という変動型がダントツに多い結果に。また、次点は「自由に使えるお金はない」(41人)が続き、自由に使えるお金はあっても、その金額が「月5,000円未満」という女性が39人となった。

そこで、お金が足りなくなってしまった場合にどうしているのかと尋ねたところ、「使わずに我慢する」(102人)が最も多く、次いで「副業」(48人)や「フリマアプリ」(43人)と続き、自由に使えるお金を自分の力で確保する女性も多いことが判明。そのほか、「へそくりでまかなう」(41人)、「預貯金を崩す」(42人)という意見も多かった。