メディウェルは12月14日、「医師の年収」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は10月18日〜28日、同社サービスに登録している医師2,250名を対象にインターネットで行われた。
2022年時点での医師の年収帯で最も多いのは、「1,400~1,600万円未満」(13.9%)。次いで「1,200〜1,400万円未満」(13.5%)、「1,000万〜1,200万円未満」(13.2%)と続き、「800万円未満」はわずか2.9%、「2,000万円以上」が27%、「3,000万円以上」が5.4%となり、年収の中央値は1,700万円となった。
次に、「アルバイト・副業をしていますか?」と尋ねたところ、71%の医師が「している」ことが明らかに。アルバイト・副業収入を除いた主たる勤務先のみでの医師の年収を聞いたところ、「800万円未満」が最多の25.0%。次いで「1,000万〜1,200万円未満」(11.5%)、「1,400~1,600万円未満」(11.4%)と続き、年収の中央値は1,300万円となった。
医師の年収を2020年と比較すると、「増えた」(30%)医師が「減った」(20%)医師を10ポイント上回った。年収が増えた理由については、アルバイト・副業収入やコロナワクチン業務での臨時収入などで、一方、年収が減った医師からもアルバイト・副業収入やコロナワクチンの臨時収入減少が理由として挙げられた。