Lenovoは12月20日(米国時間)、CES 2023(1月5〜8日、米ラスベガス)に出展するThinkPad X1シリーズの新モデルを発表した。「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」、「ThinkPad X1 Yoga Gen 8」、「ThinkPad X1 Nano Gen 3」の3モデルで、次世代Intel Core i7/i5プロセッサPシリーズの搭載を予定する。価格はCarbonが1,729ドルから、Yogaが1,859ドルから、Nanoが1,649ドルから。2023年4月に出荷を開始する。
ThinkPad X1 Carbonは、ディスプレイに14インチIPS(1,920×1,200、400nit)、同タッチ対応(400nit)、同タッチ/Privacy Guard対応(500nit)、そしてOLED Dolby Vision(2,880×1,800、400nit)をサポートする。メモリーは最大64GB(LPDDR5)、ストレージは最大2TB(Gen 4 PCIe NVMe SSD)。バッテリーは57Whr。本体サイズは315.6×222.5×15.36mm、重量は1.12kg。
ThinkPad X1 Yogaは、ディスプレイが14インチIPS(1,920×1,200、400nit)、同タッチ対応(400nit)、同タッチ/Privacy Guard対応(500nit)、そしてOLEDタッチ対応(3,840×2,400、500nit)の4つ。メモリーは最大64GB(LPDDR5)、ストレージは最大2TB(Gen 4 PCIe NVMe SSD)。バッテリーは57Whr。本体サイズは314.4×222.3×15.53mm、重量は1.38kg。
ThinkPad X1 Nanoは、ディスプレイが13インチ(2,160×1,350、450nit)、メモリーは最大16GB(LPDDR5)、ストレージは最大1TB(Gen 4 PCIe SSD)。バッテリーは49.6Whr。本体サイズはタッチ非対応モデルが293.2×208.0×14.47mmで重量が966.5g、タッチ対応モデルが293.3×208.1×14.77mm、重量991.5g。
Thunderbolt 4×2、3.5mmオーディオジャック、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1が3モデル共通のインタフェースになっており、CarbonとYogaは、USB-A 3.2×2、HDMI 2.0b×1を備える。CarbonとYogaは4G LTE/5G、Nanoは4G LTEの選択が可能。
環境に配慮した設計になっており、ThinkPad X1 Carbonはパームレストの90%が再生マグネシウムで底面カバーの55%が再生アルミニウム、ThinkPad X1 Nanoはパームレストおよび底面カバーの90%が再生マグネシウムというように再生素材を多用している。また、消費電力の削減や部品寿命の延長に役立つ設定をより効果的に適用できるように「Lenovo Commercial Vantage」をアップデートし、ビジネスのカーボンフットプリント対策を支援する。