LINEリサーチは、12月19日、日本全国の高校生を対象に、なりたい職業や取りたい資格などについて調査した結果を公開した。調査は、11月14日~11月15日、日本全国の高校1年生~3年生の男女1,024人を対象に行った。

高校生に将来いちばんなりたい職業を聞いたところ、全体では、「国家公務員・地方公務員」「教師・教員・大学教授」「システムエンジニア・プログラマー」がなりたい職業の上位となった。そのほかにも、昨年の調査と同じく「看護師」「保育士・幼稚園教諭」「薬剤師」などの国家資格が必要な職業もランクイン。「事務職・営業職」「機械エンジニア・整備士」「ゲーム業界の仕事」などもランクインした。

続いて、高校生が現在持っている資格について質問した。現在持っている資格が「この中にはない・資格は持っていない」と回答した高校生は、全体で4割弱。男女別にみると、男子高生のほうが女子高生よりも割合が高く4割超となった。学年別にみると、学年が上がるにつれて割合は低くなった。

全体1位は「実用英語技能検定(英検)」で4割超となった。2位は「日本漢字能力検定(漢検)」で2割超。3位以降は「実用数学技能検定(数検)」「TOEIC・TOEFL」「電卓計算能力検定」が続いた。

高校生に近いうちに取りたいと思う資格について聞いたところ、全体では、「実用英語技能検定(英検)」「TOEIC・TOEFL」が上位という結果となった。現在持っている資格と同じく「実用英語技能検定(英検)」が3割強で1位にランクインした。2位の「TOEIC・TOEFL」は、現在持っている資格では3.6%にとどまったが、取りたい資格では2割超となった。