タレントの上沼恵美子が、フジテレビ系バラエティ特番『アウト×デラックス2022 禁断の復活 レジェンド大集合SP』(30日23:10~)に出演することが21日、明らかになった。マツコ・デラックスとは13年ぶり、矢部浩之とは初共演になる。
上沼の登場前、いつもはアウト軍団がゲストを囲むスタジオだが、マツコは「要人が来るので、危険と思われる人(アウト軍団)を排除したら、全員排除になりました」と話し、矢部、マツコ、山里亮太で上沼を迎え入れることに。矢部の紹介でスタジオに上沼が登場すると、「マツコさんとはお久しぶりで…」と語る上沼。マツコが「13年ぶりくらいの共演! そのとき山ちゃんもいたんですよ?」と話すと、上沼は山里を見て「へー! 全然覚えてない!」ときっぱり。初共演となる矢部は、上沼節に「“間”が完璧…」と感動する。
上沼は「はっきり言うのは初めてですけど、実は、私、上川隆也さんとマツコ・デラックスさんのファンなんですよ」と告白。いつもテレビでマツコの番組を見ているという上沼は「この世の中にはマツコさんが絶対必要なんです」と話し、その理由を真剣に話すもマツコは「話が壮大すぎる! 言い過ぎですって!」とタジタジに。
さらに、数々の番組でMCをしてきた上沼に、矢部・マツコ・山里からも続々と質問が。すると、上沼は、自身の番組に来たゲストのアウトなエピソードなど、共演したゲストついて、バッタバッタと斬りまくる。
話はディープな方向に。コロナ禍でのテレビの変化、ネットの発達などで「取り残された感覚」「あんたはもう終わりましたよと言われた感じがした」と、自身の意外な悩みを告白する。今年、『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(ABCテレビ)が27年の放送に幕を閉じ、関西の大人気番組『快傑えみちゃんねる』(カンテレ)も、コロナ禍の2020年に放送25周年で終了。ここ2年で、関西で長く続けてきた番組が終了し、さまざまな報道が出た上沼だったが、当時を振り返り「文藝春秋に洗いざらい言いましたわ!」「もう何も怖いものはない!」と、ぶっちゃけトークを連発する。矢部、マツコ、山里には止めることができず、散々言いたいことを言い放った後に「今はもう(気持ちが)おさまりました」という上沼に、マツコは「全然おさまってない!」と爆笑する。
そんな上沼は、昨年末から、新たな活動としてYouTubeチャンネルを開設。歯に衣着せぬ痛快なトークで、開設するや否や話題になり、料理動画や人生相談など豊富なコンテンツで100万再生超えの動画を連発している。チャンネル開始からちょうど1年がたち、「もうやることがなくなってどうしようかなと思って」とマツコに相談する上沼だが、マツコは「お好きなタイミングでお好きな番組を選べばいいから、テレビで話してほしい」と、あくまでテレビで上沼の姿を見たいとリクエストする。
さらに、上沼とマツコには共通点が多いということも発覚。関西を中心に長年テレビの第一線を走ってきた上沼と、現在、東京で数多くのMC番組を抱えるマツコが、今と昔のテレビ、現在のテレビに求められていることなど、テレビについて真剣なトーンで語る。
上沼と久々の共演が実現したマツコは「当時よりむしろ若々しいと感じました。だから、もっと、これをテレビで見せてほしい」と強く主張。これに、上沼が「東京のテレビ呼んでください!」と呼応する場面も登場する。
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