メルカリは12月20日、フリマサービス「メルカリ」の消費動向を基に、年末年始における外出事情を分析し、その結果を発表した。

  • 「地図/ガイドブック」カテゴリ内の取引数ランキング(2022年11月15日〜12月5日)

3年ぶりに“行動規制なし”となる2022年の年末年始をどう過ごすのか、「メルカリ」内の消費動向を調べたところ、「ガイドブック」を含むアイテムの取引数が昨対比で約1.3倍に増加し、昨年末と比べて旅行ニーズが顕著に表れているという。

ガイドブックで人気なのは、1位「るるぶ 沖縄 ‘23」、2位「東京ディズニーシー完全ガイド 2022-2023」、3位「るるぶ 北海道 ‘23」であった。

海外旅行ニーズについての消費動向を調べると、「アロハシャツ」の取引数は昨対比で約1.3倍にのぼり、南国リゾート旅行に向けて、冬シーズンに店舗では購入できない夏物の取引が活発化しているということだ。

  • 「アロハシャツ」を含むアイテムの取引数は昨対比約1.3倍に

また、メルカリは「年末年始はお出かけよりも、大掃除」という人に向け、自宅に眠る冬物衣類や冬用家電、ウィンタースポーツグッズなどの「かくれ資産」を探して、お得に大掃除を楽しむことを提案している。2021年の調査では、日本全国で大掃除の際に捨てられる不要品を金額換算すると推計約5兆8,129億円となり、捨てずに売れば国民一人あたり平均約4.6万円になるとしている。

  • 日本全国で大掃除の際に捨てられる不要品は5兆8,129億円分

現在、メルカリ、ウエルシア薬局、ハウスキーピング協会の3者が連携し、大掃除を通じた物価上昇対策が学べる、メルカリ教室特別版「捨てずにお得な大掃除」を開催している。

  • 自宅に眠る「かくれ資産」を探してお得に大掃除を楽しむ